あなたへのメッセージ

  スイマーには輝く瞬間が、ある。とはいえ、全てのスイマーが「輝く」わけではない。その輝きを放つことのできる選手は、ごくわずかだ。しかも、その輝きを見ることができる観客も、ごく稀にしか存在しない。

 この二つの作品は、そんな「輝き」を放ったスイマーの「瞬間」を見ることのできた、幸福な観客であった私から読者の皆さんへの「贈り物」である。二人が、いつもスイマーとして輝いていたわけでは、ない。むしろ、十何年もの間、泳ぎ続けて、その中で最もキラリとした・・・いや、ギラリとした瞬間をクローズアップしてみたつもりだ。

 二人の輝きは、事実として、ある。その光を、読者の皆さんにも伝えられたら幸せである。

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