レビュー : OMFireさん
まず洛克人大戦(Rockman Strategy)はロックマンのシミュレーションゲームです。 ハードはPCでCD2枚組ですが、2枚目はキーディスクとなっていて インストールしてもこれを挿して遊ばないと起動できない仕組みとなっています。 まずゲームを起動すると無音で始まります。 OPムービーも無音。相性の問題でしょうか 後でインストール先ディレクトリにはちゃんと動画が 入っていたのでOPはそっちで見ました。 OPムービーではファン(汎)という新キャラと、 謎のワイリーマークのメカ、そして敵となる謎の影達と いろいろ?な部分が出てきます。うちも全然把握できなかったです。 でいよいよタイトルからスタートすると、ストーリーが始まります。 話は宇宙から始まり、謎の隕石が(恐らく)デューオ達が 乗る宇宙船を破壊して地球に落下するところから始まります。 地球に落下した隕石の地点からワイリーマークを携えた謎のロボット 『太陽神』そして『月之神』、そしてバックにも数体のロボットの影。 そしてDrライトの研究所にDrワイリーの映像が流れ、 戦いの火蓋が切って落とされたという感じです。 OPステージはファイヤーマンとカットマンがボスを務めます。 雑魚敵は2種類いますが、どちらもオリジナルですね。 こちらの初期ユニットは、ロックマン、ラッシュ、ビート、エディ、ライトットとなります。 ここからさらに研究所で生産して増援できるユニットもいるようです…どれも弱そうでしたが。 さらにロックマン以外はやられても復帰できるので、ボスの盾にする使い方もできそうです(鬼 ロックマン自身がやられても1度復帰できるのですが、2度目はGAMEOVERなので 1回やられたらデータを読み込み直してます。 でスパロボ風のシミュレーションなんですが、1ターンに行動できるポイントが各キャラごとに 設定されていて、それをさまざまな行動に割り当てていくことが出来る方式を採用しています。 例えば、1ターンの間でライトットが歩いて敵に攻撃を仕掛けた後、逃げたりも出来るわけです。 それ以外はアイテムがあったり得意技が設定さていたりと、そこは従来のシミュレーションと してはなかなか遊びやすいかなと思いました。 戦闘は1対1のリアルタイムコマンドバトルになります。 ところがコマンドの入力がいろいろな意味でシビアなため、はっきり言って難しいです。 というか、理不尽です。敵の必殺技を防御する暇なんて存在しませーん そういう理由もあって、バトルは基本的に連打になります。あとグラフィック的には しょぼいので、期待しないように。あ、普段はパンチで戦いますから。 キャラの使用感覚はこんな感じです。 ロックマン この強さは間違いなく主人公。攻撃力は間違いなくトップクラス。 ただボス戦で必殺技を連続で喰らうとまずい事態に陥る。過信はしないように。 つうかボス戦は彼以外で戦うのは危険すぎる気が。足が重いので自分から攻撃しにくい。 ラッシュ 移動も雑魚との戦闘もそこそここなせる何でも屋。しかし真価は特殊能力。 1ターンの間に穴を最大4回掘れるので、回復アイテムがウハウハである。 余裕があったら掘るのが吉。 ビート ボス戦はきついが、雑魚キラーとしての能力はロックマン以上。 非常にすばやくて1ターンに2回攻撃できることもざらである。 ロックン三銃士に相応しいこの性能。さすがコサック博士である。 エディ みかけによらず戦闘能力はそこそこあるが、真価を発揮するのは回復能力。 周囲4マスの味方を回復するので、ボスの連戦ではたよりになる存在。 ボス戦ではやっぱり戦えないです。 ライトット ライトットの戦闘参加はそれだけで意義があるが、それだけに中途半端さが 目立つ。一応周囲の防御力をアップさせる特技を持っている。せめて攻撃力が欲しい…。 噂ではライトットダブルラリアットという新技を開発しているらしいが、 完成する予定は未定であるとか、なんとか…O[◎◎]O 触った感じは荒いけれど好感触な部分もありますね。操作系とセーブデータ関連は 幻滅したのですが、OPの後選択できる4ステージも本来のボス以外に2体ボスが いたり(ボンバー&フレイムマンなど)、けっこう頑張って作っています。 あとゲーム中に効果音が鳴らないのは仕様なんでしょうか;ここはちょっと 納得いかないですね。あと、ゲームのテンポが悪いですかね。 文句も多いですが18体枠のボスキャラ画面と、 ボス登場画面を見てるとちょっと懐かしさがこみ上げました。 |
Rockman
Strategy 物語 調査していたデューオの宇宙船に突如謎の隕石が激突。 地球に落ちた隕石から現れたのは太陽神、月之神と謎のロボット軍団であった。 そして世界各国で植物が枯れていく危機とともに、Dr.ワイリーから世界制服 の宣告がDr.ライトの元へ届いた。ロックマンは世界の危機に立ち向かうべく、 不審な機械がある場所へと仲間達と共に向かうのであった…。 システム関連 ネジを使って各キャラクターの強化に使用します。 主に重要なシステムをピックアップ。ネジの力は偉大です(・o・) 改造 パワーアップは微々たるものなのであまり存在意義の無い改造。 しかし実際この改造でしか見られないユニットも存在します。 (Sクラスのユニットなど) 強化 このゲームに行き詰ったらまず目に付くシステム。 強化すると若干パワーアップする。塵も積もれば。 しかし参加ユニットが強いほど敵も強化されることを念頭に。 そして必殺技が追加されるのは強化のみなので、 楽しみたい人には欠かせないです。 個人資料 ただのステータス画面と思いき、なんと晶片/装備の変更が可能。 説明書にも一応それらしい説明はあるが、多分初見じゃリカイフノウ。 これを知っているだけでゲームの難易度はグッと下がります。 開発晶片 装備とは別のアビリティを身につけられる、晶片を開発する。以下に重要なのを説明する。 「連技晶片A〜C」攻撃回数が単純に倍加するので、へタレキャラでも 獅子奮迅の活躍が期待でき、必殺晶片よりも全然必殺である。 「反射晶片A〜B」たまに相手の攻撃に対して反撃してくれます。 連技晶片と組み合わせることは出来ませんが、割と反撃率も高いので 使っても損はありません。 開発道具 道具や装備を開発できる。重要なものをピックアップしておく。 「E缶」とっさのピンチに機動力のあるビートやラッシュに投げてもらうといい。 「爆弾」対山羊座専用として4〜5個用意しておくと良い。 「装備全般」序盤からちょくちょく整えておくと、戦闘が楽になる。 間違っても初期装備のまま戦うのは得策とは言えない。 メインキャラ紹介 ロックマン(洛克人) 攻撃力、防御力が飛びぬけて高いのでボス戦では主力となる。 また武器チェンジも標準で搭載していて、臨機応変に属性を 変えることが可能となっている。強化コストも少し高い程度。 しっかり育てれば主人公の名に恥じない活躍を見せるはず。 弱点は機動力の低さ。相手の反撃を誘って戦おう。 ● チャージバスター(集気弾) ● チャージバスター改(集気弾改) ● ハイパーチャージバスター(強化集気弾) ※ノーマル時の武器のみを掲載 ラッシュ(菜西) 待機コマンドの特性が分ったためにアイテム発掘能力でE缶を掘る 需要こそは減ったものの、攻撃能力はビートについで優秀。 連技晶片を装備させて前足ラッシュで大活躍させてあげよう。 ● ラッシュインパクト(菜西衝撃) ● ラッシュミサイル(菜西飛弾) …バスター言う割にはミサイルですけどね ● ???? ビート(比特) 敵2体を相手にするのが当たり前の脅威の機動力を主軸に、 ガンガン敵陣へ攻め込む主戦力。ボスへの囮にも使える。 コサック博士の力は偉大だが、物語中で喋らないのが悲しい。 ● ショックウェーブ(衝撃波) ● クラッシュウェーブ(破壊波) ● ???? エディ(愛弟) 回復能力を持つが強化コストが高いため、強化しにくい特徴を持つ。 機動力もイマイチ。戦闘能力自体はきっちり鍛えれば高いが、 機動力が低いため活躍はあまり期待できない。 必殺技はキャラクターを召還する能力を持つ。 ストーリーでは一切喋らない可哀相な奴でもある。 ● ライトット召還 …伝説のライトットダブルラリアットが発動しますO[@@]O ● ???? ● ???? ライトット(光光) 防御力上昇能力を持つが、使いにくいので攻撃要員がいい。 エディと違って強化しやすいので強化させてから、本人の 防御の高さを活かしてボスに突貫させるのも良い。 ライトット最強伝説がここから始まる…はず…。 ● ライトットミサイル(光光飛弾) ● マグネットミサイル(磁力飛弾) ● ニュークレオンミサイル(核子飛弾) …重核子爆弾と同類なのかしら? ストーリー攻略 今回は基本ルートを説明します。 隠しルートはまだ全て判明していないため、後回しです。 何もしないで待機すると、体力と武器エネルギーを回復できます。 なんというE缶要らず!しかし敵にも同様のことが言えるので注意。 OPステージ カットマンとファイヤーマンがボスを務めるステージ。 ロックマンは強いが、迂闊に突貫させると2人の餌食になる可能性大。 ライト博士の元に戻って装備を整えるか、囮を使って武器エネルギーを 消耗させる作戦が有効。とある条件を満たすとあるキャラが…。 前半4ステージ ボスの必殺技に気をつければ基本的に怖いことは無いはず。 ただし星座ボスの攻撃力には注意。囮で消耗させましょう。 (囮はいくらやられても、再編成させれば復帰可能。ただし生産物は復帰不可。) アリエスStは炎属性以外は体力を消耗するため、ロックマンは武器チェンジで 炎属性になっておくと良いです。 ●牡羊座のアリエス(ボンバーマン、フレイムマン) ●牡牛座のタウラス(アイスマン、フロストマン) ●双子座のジェミニ(ガッツマン、メタルマン) ●蟹座のキャンサー(エレキマン、スパークマン) 中盤4ステージ ()内のボスの攻撃力が増すので要注意。ロックマンを当たらせて 集中攻撃を避けるために囮も使っていきましょう。 ロックマンが倒されると、復活と共にあの人が…。 ●獅子座のレオ(ヒートマン、ナパームマン) ●乙女座のビルゴ(バブルマン、ブリザードマン) ●天秤座のライブラ(カットマン、ハードマン) ●蠍座のスコーピオン(ヤマトマン、クラウドマン) 後半4ステージ 基本的には中盤ステージと同じ。山羊は格別。山羊対策は以下の通り。 @爆弾を5個ぐらい買って、ビートで爆弾を4〜5個投げて突貫(手軽な方法) Aロックマン(高LV推奨)+機兵7体(LV1)で組み、ロックマンの装備もなるべく 最高にして、連技晶片を装備させておく。強力E缶もいくつか購入する。 ロックマン一人でステージを駆け抜けて山羊に横から攻撃を仕掛ける。 反撃を受けたら頃合を見て強力E缶で回復。戦闘が終わったら真後ろに 回りこんで攻撃するとダメージが倍になるので押し切る。 (山羊とガチンコバトルしたい人向け) ●射手座のサジタリウス(ファイヤーマン、バーストマン) ●山羊座のカプリコーン(ダイブマン、アクアマン) ●水瓶座のアクエリアス(ストーンマン、アストロマン) ●魚座のアフロ…いや、ピスケス(エレキマン、トマホークマン) フォルテステージ ボスが4体いるが、装備を整えていれば特別難しいことは無い。 むしろフォルテステージのセンスにツッコミを入れたい(@ _ @; ●フォルテ、ゴスペル(ファラオマン、ナイトマン) 太陽神St&月之神St このステージは音楽こそ違うものの構成は全く一緒。 装備を整えておけばボスもあまり強くはなかったりする(涙) ●太陽神アポロ(ヒートマン、ナイトマン) ●月之神ルナ(スカルマン、ソードマン) ワイリー研究所St ワイリーカプセル以外にボスが4体もいるが、ステージそのものは狭い。 (※見た目はマシンなのに名前はカプセルである) ロックマンに対してワイリーがどう見ても小さい…。 ●ワイリーカプセル(メタルマン、スパークマン、フレイムマン、フロストマン) 次元空間St ここもワイリーロボット以外にボスが4体もいるが、ステージそのものは狭い。 (※見た目はカプセルなのに名前はロボットである) やはりロックマンに対してワイリーがどう見ても小さい…。 強化装備のロックマンがボンバーマンにかなり手痛い打撃を 受けることから、最高装備であっても気を抜いてはいけない。 次元空間Stをクリアすると待望のEDとなります。 ●ワイリーロボット(ボンバーマン、スカルマン、アクアマン、ソードマン) 感想 ゲームバランスはお世辞には全然良いとはいえません。しかし改造、強化 などのやり込み要素や隠しステージなど、遊ばせてくれる部分もあります。 戦闘がとにかく単調で、強化すると途端にぬるくなってしまいますし、 鍛えている間は何度も眠くて寝てしまいました。根気が要るゲームです。 ただシミュレーションとしての救済策として爆弾とかも使えますし(笑 様々なスタイルで遊べるゲームには違いないです。初期装備クリアとか。 あとボス総出演なので、クソゲーの一言で片付けるのがあまりに悲しいのですよ。 音楽は良くも悪くもないのですが、長くても収録が1分30秒なために物足りないです。 あと凡(FAN)が物語に絡まないのが悲しかったですね。 せっかくのオリジナルキャラなのに、デューオより出番がないですし。 |