インターバルレコーダー”レコロ”
この商品の性能を、いろいろな撮影を繰り返し検証しながら個人の趣味と探究心により探って行きたいと思います
本家はこちら!


目次
まずはお試しシンプルな設定操作インターバル設定&フレームレート設定の違いによる動画の見え方演出効果設定の違いによる動画の見え方侮るなかれ!思いもよらぬ高性能
撮影時仕様及び検証結果動画の確認はパソコンにて完成した撮影データを選り理想のイメージに近づける最後に



まずはお試し

レコロ操作の簡単な流れ

電池とメモリーを入れたら電源を入れます。

メニューボタンを押して撮影設定を行い(初期設定でもOK)、被写体にレンズを向けてシャッターボタンを押します。

シャッターボタンは撮影開始と終了の役目を果たしますので、撮影を完了したら再びシャッターボタンを押して撮影を終了します。


※撮影設定はそのままでも撮影可能です。
 設定を行わずにシャッターボタンを押して撮影を開始した場合、
 インターバル1分、フレームレート16枚、演出効果はノーマルとなります。
 ※以後掲載の「インターバル設定&フレームレート設定の違いによる動画の見え方」にて確認できます。

 撮影設定の目安は「インターバル設定(秒)×フレームレート設定=再生速度」と解釈すると良いでしょう。
 ※以降の「完成した撮影データを選り理想のイメージに近づける」にて詳しく解説致します。

※電源は無操作もしくは撮影が完了しているのなら1分程度で自動的に切れます。
 メモリーカードを抜く必要がありましたら手動にて切りましょう。

※電源の補足:但し撮影中でも9999枚目の撮影が終了すると自動的に切れます。



必要なものは電池とSDカード


シンプルなボタンと表示
(設定詳細は下記に記載)

シャッターボタンで撮影



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シンプルな設定操作

電源ボタン:電源が入り、撮影待機状態になります。
電源ボタン
※もう一度押すことで電源が切れます。
Menuボタン:撮影設定を行います。
Menuボタン

OKボタン

設定の
入れ替え

確定
インターバル
設定
矢印ボタン

上:数値増

下:数値減
3sec ・ 5sec ・ 10sec ・ 30sec ・ 1min ・ 5min ・ 10min ・ 30min ・ 1hour ・ 6hour ・ 12hour ・ 24hour
フレームレート
設定
矢印ボタン

上:数値増

下:数値減
1〜24frame/sec
演出効果
設定
矢印ボタン

上下にて
ローテーション
normal ・ mono ・ vivid
シャッターボタン:撮影を開始します。
シャッターボタン
※もう一度押すことで撮影を終了します。
電源ボタン:電源が切れます。
電源ボタン
※もう一度押すことで電源が入ります。

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インターバル設定&フレームレート設定の違いによる動画の見え方

インターバル設定:1min×フレームレート設定:16
(960倍速)
(初期設定)
インターバル設定:30sec×フレームレート設定:10
(300倍速)
インターバル設定:5sec×フレームレート設定:20
(100倍速)
動画1
動画2
動画3


動画1:レコロ初期設定の再生速度は高速なため、動画上でのロウソクの燃焼はとても早く終わります。
     このロウソクの燃焼時間には個体差があり、5時間の燃焼であれば約19秒の動画になりますが、今回は3時間でしたので完成動画は11秒に仕上がりました。
     開始から終了までを短時間で検証するには良さそうですが、天候の変化や植物の成長を観察するのに適しそうです。

動画2:動画1と3の中間として、インターバル設定は30sec、フレームレート設定は10を選択してみました。
     フレームレートを低めに設定した割にはスムーズに再生されているように見えます。
     途中経過に劇的な変化の少ないロウソクの観察であれば、この設定でも問題なさそうです。。

動画3:ロウソクの燃焼時間は2時間30分でしたので,この設定での完成動画は1分30秒になりました。
     再生速度は100倍速となりますので、数値的にイメージを直感し易いのではないでしょうか。
     フレームレート設定は20を指定していますのでなめらかであり、ロウソクを観察するには程よい設定かもしれません。

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演出効果設定の違いによる動画の見え方
(動画のインターバル設定:3sec×フレームレート設定:20)

設定:normal
設定:mono
設定:vivid
動画1
動画2
動画3

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侮るなかれ!思いもよらぬ高性能

撮影にて真っ先に気付くのは電池の持ちの良さです。
インターバル3秒、フレームレート24枚の設定にて3時間を超える動作時間を経て3分程の動画を制作してみましたが電池残量表示は2/3でした。
そこで、このままの電池残量から上記同設定における撮影を再び行いましたが、まだ電池残量は2/3を維持していました。
二度の撮影にて記録された枚数は8600枚となり、所要時間は約7時間を超える結果となりました。
KING-JIMの公表値は2000枚・・・明らかにメーカーの提示している記録枚数を上回ります。
「余程相性が良かった!」と済ませることもできますが、撮影時間の限界値を知りたいものです。
同じ環境下なら同じ性能を得られるのかもしれませんので今回の仕様を掲載します。
長時間の撮影が電池のみで実現できますので屋外撮影が容易になり、可能性も広がりそうです。
「レコロってどうなの?・・・っという安易な気持ちから始まり、気軽なサイト制作を考えていましたが、少々ディープな話題も今後含めてゆきたいと思います。
まずは「どこまで撮影可能なのか!?」・・・を、引き続き掲載致します。

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撮影時仕様及び検証結果
(下記写真及び動画のインターバル設定:3sec)

メーカー公表値よりも長持ちする電池寿命
2000枚ならぬ9999枚超え!
画像1の状態を達成できた
電池とメモリーカード
左記の装備品のみで撮影した長時間動画
(インターバル設定:3sec×フレームレート設定:24)
画像1
画像2
動画1


 画像1:9999枚超え?・・・と首を傾げる写真ですが、最大枚数の撮影を終えた後も同じ電池にて撮影は可能でした。(※継続するためには再びシャッターボタンを押します。)
   、  9948枚の撮影を完了しているにも係らず、電池残量は2/3であるところに注目して下さい。
      この後、9999枚の表示より先にオートオフが作動し、ディスプレイ表示が自動的に切れました。
      9999枚の表示はされず、9998枚の表示がレコロのカウンターに示される最大枚数となります。

 画像2:この長時間撮影を可能とした電池とメモリーカードです。
      電池はサンヨーのNi-MH充電池2700mAhと、メモリーはSandiskのMicroSD8GBクラス2にSDカードアダプターを取り付けた仕様となります。
      2700mAhの充電池は充電器「NC−MR58」の充電機能の1つ、「満充電キープ機能」を用いたもの使っています。
      メモリーには相性があるらしく、KING-JIMのレコロ・ホームページ上でも推奨メモリーカードを掲載しています。
      こちらでも3種類のメモリーを試しましたが相性の悪いメモリーカードですと動画にノイズが入ったり、電池残量が残っていても撮影が止まるなどの症状が現れましたので
      注意が必要です。
      メモリーカードの違いによる電池寿命については未知数ですが、改めて検証予定です。

 動画1:上記仕様にて9999枚の撮影を経て完成した動画です。
      撮影時間は8時間20分になり、この時点での電池残量は2/3でした。
      2/3の電池残量からの継続撮影を行った結果、1時間45分の撮影時間にて2100枚の撮影を行うことができました。
      電池による撮影可能時間は10時間5分となり、撮影可能枚数は12099枚となります。(※下表参照)
      ※設定や使用環境により撮影枚数は変動しますので、長時間の撮影を終えましたら電池の交換をお薦めします。

各インターバル設定における電池による撮影可能枚数(赤枠内:株式会社キングジムより提示された内容(アルカリ使用)/青枠内:実際に検証した内容(Ni-MH充電池使用))
インターバル設定 撮影可能枚数 左記撮影時稼動時間 検証時撮影枚数+継続撮影枚数=総枚数 左記撮影時稼動時間+継続撮影稼動時間=総時間
3秒 約2000枚 約1時間40分 9999枚+2100枚=12099枚 8時間20分+1時間45分=10時間5分
5秒 約2000枚 約2時間47分 9999枚+3408枚=13407枚 13時間53分+4時間44分=18時間37分
10秒 約2000枚 約5時間33分 9144枚+48枚=9192枚 25時間24分+8分=25時間32分
30秒 約2000枚 約16時間40分 9999枚+744枚=10743枚 3日と11時間19分+6時間12分=3日と17時間31分
1分 約1800枚 約1日と6時間 9999枚+1464枚=11463枚 6日と22時間39分+1日と24分=7日と23時間3分
5分 約1600枚 約5日と13時間 実験前想定:9999枚 実験前想定:34日と17時間15分
10分 約1400枚 約9日と17時間 実験前想定:9999枚 実験前想定:69日と10時間30分
30分 約1200枚 約25日 実験前想定:9999枚 実験前想定:208日と7時間30分
1時間 約1000枚 約41日と16時間 実験前想定:9999枚 実験前想定:1年と51日と15時間
6時間 約700枚 約175日 実験前想定:9999枚 実験前想定:6年と309日と18時間
12時間 約500枚 約250日 実験前想定:9999枚 実験前想定:13年と254日と12時間
24時間 約365枚 約365日 実験前想定:9999枚 実験前想定:27年と144日


検証経過補足事項 :インターバル設定3秒及び5秒では電池を用いた環境に於いてもレコロの最大値(9999枚)の撮影は十分に可能なようです。
              インターバル設定10秒以降では電池を用いてレコロの性能をフルに活かすことは難しそうですので外部電源は必須となりそうです。 ←確認中。
              (インターバル設定10秒については電池のメモリー効果を考慮し、再計測予定です。)
              さて、ここからの検証が電池による長時間撮影による回収次期の目安となるでしょう。
              設置場所にもよりますが、ディスプレイの確認及び確認後の再設置が面倒な場所へのレイアウトも十分に考えられます。
              「動いているのか?電池残量は?あとどのぐらい撮影できるの・・・?」は気にせずにスマートに撮影したいものです。
              設置後のディスプレイ確認回数及び回収次期の見定めは重要ですので、残りの枠内も徐々に検証して行きたいと思います。(気長にお待ち下さいませ。)
              とはいえ、「インターバル設定:1時間」以降については結果発表が1年後ということになり、エネループの放電特性を考慮すると無理があります。
              そもそもこの実験への期待度も一般的に低いと思われますので、「電池でも長時間撮影可能である」という結論をもちまして、暫定ですが実験を終了したいと思います。
              ※気まぐれですので実験データが埋まるかも知れません。(趣旨が変わり、エネループの性能テストになりそうですが。)


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動画の確認はパソコンにて

ファイルの移動及び、その際の注意事項

「まずはお試し」にて撮影できたメモリーカード内のデータをパソコンに移動や複製をして再びレコロに戻しましょう。

この際、本体の設定はメモリーカードの抜き差しでは保持されますが、電池の交換を行うとリセットされてしまいますので、
再び設定をし直す必要があります。

※注意事項:メモリーカード内にできる撮影データですが、ファイル名にカウントアップされたナンバーが自動的に付けられます。
 (自動で付けられる名称例:rcl00001.avi → rcl00002.avi → rcl00003.avi → ・・・と、ナンバー部分がカウントアップして行きます。)
 このためレコロ単体にて撮影を行っても内部ファイルの誤った上書きは回避されます。
 しかし、このカウントアップを管理しているファイル(status.rcl)もメモリーカード内に自動で作られますので削除しないように注意して下さい。
 削除してしまっても(status.rcl)はレコロシステムにより自動的に作られますが、撮影データのファイル名に付けられるナンバーはリセットされ、
 (rcl00001.avi)から再スタートします。

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完成した撮影データを選り理想のイメージに近づける

撮影前の設定の仕方をまとめてみました

レコロはインターバルレコーダーですから長い時間を短い時間の動画に編集できることが特徴なのは言うまでもありません。

まずは設定に重要な被写体の撮影時間と完成動画の時間を決めることから始めます。
ここからは例題に沿って説明を始めます。

例題1:2時間の撮影を3分の動画にまとめるとしたら?
2時間は120分ですから、3分で再生されるとしたら40倍速にて再生することになります。
この40倍速に着目して下さい。

「インターバル設定(秒)×フレームレート設定=再生速度」
まずはお試し」にて記載しました上の式を使います。
再生速度に先程着目した40倍速を代入します。

「インターバル設定(秒)×フレームレート設定=40」となります。
この設定であれば全て例題1の条件である「2時間の撮影を3分にまとめる」を満たすことができます。

※補足:面倒ですが、インターバル設定は全て「秒」に換算して代入する方が分かり易いと思います。
 (インターバル設定は3秒・5秒・10秒・30秒・1分は60秒とし、1時間は3600秒、24時間は86400秒と全て秒として代入)

この式にて割り切れない場合も多々あります。
「インターバル設定:3×フレームレート設定:13.33=40」など。
 この際、インターバル設定値に3を選んだ場合、式の条件を満たすフレームレート設定値は近い数値(13か14)を選んで下さい。

以上を踏まえて次の例です。
例題2:10年間の撮影を3分の動画にまとめるとしたら?
10年間は5256000分ですから3分で再生されるとしたら1752000倍速にて再生することになります。
インターバル設定によりますが、今回は24時間を選んでみましょう。(24時間は86400秒)
「インターバル設定:86400×フレームレート設定:20.27=1752000」となりました。
ですのでフレームレート設定は20か21となります。

以上二種類の例を挙げましたが、撮影時間と完成動画時間から再生速度を割り出し、その値を基に
「インターバル設定(秒)×フレームレート設定=再生速度」の成り立つ設定を求めることで完成した撮影データを
選り理想のイメージに近づけることができるのではないでしょうか。

※参考として、「人が動画に飽き始めるのは約2分」という話を前提に撮影時間を約2分の動画にまとめる設定を下記に記載致しました。  


各撮影時間を約2分の完成動画にする設定
時間 インターバル設定 フレームレート設定 再生速度 撮影枚数 完成動画時間
1時間 3sec 10 30 1200 2分
10時間 30sec 10 300 1200 2分
10時間 10sec 24 240 3600 2分30秒
1日(24時間) 30sec 24 720 2880 2分
1週間(7日) 5min 17 5100 2016 1分58秒59
1ヵ月(30日) 30min 12 21600 1440 2分
1年間(12ヶ月) 6hour 12 259200 1460 2分1秒66


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最後に

「キングジムのレコロって、おもしろいの?」については、被写体に何を選び、撮影する時間の長さに左右されそうです。
数十回の撮影から感じたことは、多くの時間を経て完成する結果を待つ楽しみを与えてくれる商品ということかもしれません。
設置や回収は面倒ですが、それ以外の編集は全てレコロが勝手に行う訳ですから。
普通のカメラやビデオとは明らかに異なる機械ですので使い勝手に戸惑いますが、結果を未来に委ねて放置という特異性を含めて、使えば使うほどおもしろい商品です。
未だ未完成なサイトですが、これからも色々な検証と撮影を行い、サイトをまとめて行きたいと思います。
YoutubeやYahoo!ブログなどにも動画や写真を掲載しますので、ご意見・ご感想など頂けましたら幸いです。

最後まで閲覧いただき、誠にありがとうございました。

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