ぎっくり腰

突然の腰の激痛で、身動きができない。
顔を洗おうとすると腰が痛すぎて洗えない。(前屈みになれない)
寝返りも打つのが大変。
座ろうとするときや、立ち上がろうとすると激痛がある。

急性の腰痛、ぎっくり腰はこのような状態で、何をするにも腰のまわりに激痛がともないます。

そんなとき、早く痛みを解消したいと思って揉んだり、押したり、温めたりすると逆に症状を悪化させたり長引かせたりすることがありますので要注意です。

そのような状態になったとき、体は『無理に動かさないで』というメッセージを伝えてくれているのです。だから、何をしても痛みが走ります。

そんなときにできる最善の方法は、安静にして患部を冷やすこと。

安静とは、横になって一番楽な体勢でじっとしていることです。仰向け(上向き)、うつ伏せ(下向き)はつらいと思いますので、横向きになって少し膝を抱えるような体勢が楽かと思います。または仰向けで膝を曲げた状態なら腰の痛みはましかもしれません。どのような体勢でも構わないので、ご自分で一番楽な体勢を探してみて下さい。ストレッチをすれば楽になると思って、体を無理に捻ったりすることも控えて下さい。だいぶマシになったかなと、痛みを確認するのもできれば控えて下さい。

冷やす方法は、冷湿布(冷感湿布)ではなく、氷を使います。用意する物は氷、水、ビニール袋の3点。
ビニール袋に氷を入れます。次にその中にお水を入れて軽くシェイク。そうすると氷が少し溶けかかります。それから水を捨てます。ビニール袋の中の空気を口で吸って抜きます。袋をしばってあとは患部に当てるだけ。当てる時間は10分から15分前後。氷ですので、当てたときに当然冷たいです。その次に冷たすぎて少し痛い感じがします。さらに当てているとその感覚がなくなってきます。そうなったら一度当てていた氷を外します。だいたいこのような感覚になるのが10分前後ですが、感覚がなくなった時点で外してもらって結構です。それ以上当て続けていると今度は冷やしすぎて凍傷を起こすことがありますので気を付けて下さい。
次に1時間前後、間をあけて、痛みの感じがまた出てきたら冷やすということを繰り返していって下さい。
きっちりと安静冷却ができていれば2~3日前後で、だいぶ落ち着くと思います。
お風呂につかったり、温湿布やカイロなどで温めないように。温めることで痛みが広がり、良くなるまで余計に時間がかかってしまいます。