股関節痛

股関節ってどこの部分か分かりますか?股間ではないですよ。太ももと胴体のつなぎ目のところです。足の付け根といったほうが分かりやすいかもしれません。正しくは、寛骨臼大腿関節(かんこつきゅうだいたいかんせつ)といいます。

股関節立っているときには、この部分に上半身の重さがズシンとかかってきます。四足歩行ならばそれほど重さに耐える必要もなかった部分でしたが、二足歩行になることで負担が増えたことはすぐに分かるかと思います。

この部分に痛みを感じる方の股関節はどのようになっているのでしょう。だいたいの方は、まず硬いです。あぐらで座るような体勢になってから、足と足の裏をあわせてみてください。その状態で膝が床に付くのが正常です。付かなくても、左右同じぐらいの開きならまだましです。どちらかが開きにくい、硬い場合はできるだけ早めにバランスを整えてあげる必要があります。

それほど硬くはないけれど、痛くなるという場合は、股関節が前や後ろにずれているかもしれません。普段の生活で、イスに座ったときに足を組んだり、横座りをしたり、片足に重心がかかるような立ち方をしている方は、股関節にいつも無理な力が加わっているので要注意です。

股関節が硬い方や痛みがある方は、腰や肩も痛みや凝りを感じている方が多いです。上半身の土台部分となる股関節に問題があれば、その上の部分にも問題が出てきても不思議ではありません。

女性の出産後に股関節が痛くなる場合について、授乳中の姿勢が影響する場合が多いと思います。正坐を崩した横坐りの状態で、長時間同じ体勢。その状態でお子さんが眠ってしまった場合、無理な体勢でお布団に寝かせようとして、股関節に痛みが走ります。心当たりのある方は、横坐りをしないで、あぐら または きっちりと正坐して授乳してみて下さい。