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新古隷作品 2

京劇スナップ
垓下(がい)の歌
力、山を抜き、気、世を蓋(おお)う、
時に利あらず、 騅(すい)逝(ゆ)かず。
騅(すい)逝(ゆ)かざれば、奈何(いかん)せん。
虞や、虞や、若(なんじ)を奈何(いかん)せん。

  楚の項羽が、漢の劉邦との戦いに敗れ、垓下においてこの歌をうたう。やがて、烏江において自ら刎(くびはね)て死ぬ。愛姫「虞美人」は、「大王なきところ、賤妾、なんぞ生をたのしまん。」といって自害する。この詩に感ずるもの多く、宋の女性詩人「李清照」は、次の詩をのこしている。
  生れて、当に、人傑と作(な)り、死して、亦、鬼雄と為(な)る。至今(いま)、項羽を思えば、肯えて江東を過ぎらず。
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