ほわいとのボウリング講座

練習編

さあ,ボウリング講座の練習編です.
理論などはわかったけど,さて何を練習しよう?
などの方々のために,ほわいと流の練習方法をご紹介します
初級者向けの練習法は,ボウリングの基本となります.
中級者以上の方も,きっとためになりますよ.
効果的な練習のための心がけ
いつでもどこでも練習
初心者向けの練習
中級者向け
上級者向け

ボウリングは一日で急激に上達することはまずありません. 一歩一歩,ゆっくりゆっくりと上達するように心がけるのが大切です.

「このボウリング講座に,こんなことが書いてあった,あんなことが書いてあった」というふうにしてボウリング場に行き,それらをすべて実践してみようと思っても,なかなかうまくいかないものです.

例えば,「今日はスイングをまっすぐ振れるように練習しよう」とか,「今日は親指を10時の方向に向けてリリースできるように練習しよう」というように,少しだけ,一つか二つだけテーマを持って練習します. 一つのテーマを密に練習して,それを自然と体が覚えて実行できるようになったら,次のテーマの練習に移る,というのがとても理想的です.

特に初心者の場合には,いろいろやりたいことがあったり,上級者やプロからさまざまなアドバイスを受けることがあると思います. それらをすべて一気に習得するのはとても難しいです. 一つ一つ,一歩一歩,じっくりとそれらの課題をクリアしていくのが,最終的には大きな上達につながるでしょう.

また,もう一つ覚えておいて欲しいのが,「新しいテーマを練習するとスコアが落ちる」ということです. 「今日はこれをやろう」と決めて練習すると,最初はなかなかうまくいきません. その際,以前よりもスコアが下がってしまう,ということはよくあります. 基本的には,そのスコアを気にしないことが大切です. スコアを気にしてしまうと,せっかくの練習が無駄になってしまうことになりかねません.

ボウリングの練習は,「いつでもどこでも」心がけでできるものです. 恥ずかしくない程度にやってみるのもいいので,わたしがいいな,と思う練習法を紹介します. だまされたと思ってやってみてください.


歩いているときに出来る練習,それは「振り子のスイング」と「安定した重心移動」です.

歩くときには手を振ると思いますが,そのときに真っ直ぐに振り子になるように意識して手を振ります. あまり強く振りすぎると恥ずかしいですが(笑),適度に振る練習をすると,自然と体が振り子のスイングを覚えるようになります.

また,重心を常に意識して歩くのもいいです. 助走のときに重心がぶれるのはよくないので,歩いているときに重心がどこにあるかを常に意識するのも効果的です. 重心が上下左右にぶれないように,前後方向に滑らかに歩くようにすると,助走の安定度アップに効果があります.



お買い物に出かけたときに出来る練習,それは「フィンガーの強化」です.

なんじゃそれ,という感じですが(笑),買い物袋を中指・薬指だけで持つようにするだけです. それだけで,自然と強いフィンガーを作る鍛錬になります.



階段の上り下りのときに出来る練習,それは「安定した重心移動」です.

歩くときと目的は同じですが,階段のときはより難しくなります. 階段の上り下りのときでも,重心はかくかくしないように直線運動になるようにします. やってみるとわかるのですが,これがけっこう気を使って難しいです.

階段を上り下りすれば,下半身の鍛錬にもなるので,一度おためしあれ.

横から見た図
上から見た図

ボウリングのスイングは,図のように肩を支点とした振り子のように振ります. できるだけ力を入れずに,腕が自然と振り子の動きになるように,楽に振れるように練習しましょう.

上から見たときに,スイングが同じ平面にあるようにして,肩と垂直になるように意識します(これも図を見てください).

このような振り子のスイングは,最も理想的なスイングです. アプローチに上がって実際に投げる前に,振り子の練習をしましょう. そして,体がこのスイングを覚えるまで,しっかりと振りましょう.

ある程度上達しても,このスイング軌道はとても重要な要素です. できるだけ練習するように心がけているといいでしょう. わたしは(上級者ではないですが)今でもこの練習をしています.

ただし,まわりに人がいないことを確認してから振るようにしてください. ぶつけてしまうことがありますので.

振り子のスイングに慣れてきて余裕が出てくるようであれば,「プッシュアウェイ」の練習もしておくといいでしょう. プッシュアウェイとは,図のように投げ初めに一旦前にボールを押し出すことです. プッシュアウェイから振り子のスイングへ・・・,というスイングをすれば,無理なく大きなスイングができるようになります.

プッシュアウェイ
プッシュアウェイと振り子スイング

助走は,テンポよく真っ直ぐ歩くのが大切です. そのコツは,一定のテンポで普通に歩くように,ということにあります.

一定のテンポで歩くのはとても難しいことです. そこで,シャドーボウリングが有効になります. ボールを持たずに,ボールを持っているイメージだけ頭に持ち,プッシュアウェイ→スイング→リリース,を実践します. その際に特に,足の運びが一定のテンポになるように心がけます.

ただ,実際には一定のテンポより少しだけ,最後のリリースにかけてテンポアップするような感じの方が,いい感じで投げられます. しかし,それは意識しなくても通常は自然とテンポアップしますので,頭の中では,「一定のテンポで歩くように」ということ意識するようにしてください.



投げる瞬間をリリースといいます. その練習で一番大切なのは,「一歩助走」です.

一歩助走は,4歩助走の場合は4歩目のみ,5歩助走の場合は5歩目のみ,最後の一歩のみを実践する練習です. このような練習をすることで,アプローチの際によくある集中力の途切れを避けて,リリースのみをレベルアップすることができます.

実際にどのように一歩助走するかは,下の動画をごらんください.

プッシュアウェイ→スイング→リリース,という流れをほとんど立ったままの状態でやっているのがわかると思います. 最後のリリースの瞬間だけ,左足を軽くスライドさせます(左投げの場合は,右足をスライドさせます).

同じコース,狙ったコースに,いつも同じようにコントロールよくボールを通す練習をします. ストライクを狙うためにも,スペアをとるためにも,とても大切な練習です.

コントロールアップのために,とても効果があると思われる方法は2つほど考えられます.

    ☆ ボールの行く先は気にせず,同じ場所に立ち,同じスパット(板目)を通す練習をする
    ☆ 3枚目(よりも外の板目)をまっすぐ投げる練習
というものがあります.
3枚目にボールを通すイメージ
3枚目にボールを通す練習

1つ目の練習はとてもオーソドックスで,とにかく全く同じ投球を繰り返します. 繰り返すことで,体が自然と覚えるようになります. この練習をするときは,1投目も2投目も,ピンが何があろうが気にせずに投げることが大切です.

2つ目の練習は,とても緊張感が必要な練習です. 右の図のように,外から3枚目(かそれよりもさらに外の2枚目,1枚目でもOKです)を真っ直ぐ通すという練習は,想像以上にガターへ落ちることとの緊張感との戦いになります. この練習をすることによって,コントロールが向上することに加え,ガターに対する恐怖感の克服も同時にできます. これは本当にいい練習だと自分でも思いますので,だまされたと思ってやってみてください. 非常に難しいですが,できるようになると効果はてきめんに現れます.


スペアを取る練習は,基本的にはコントロールの練習に通じるものがあります. 一番問題になるのは,10番ピンと7番ピンでしょう. なにせ,ガターが横に迫っているわけですから,それによる緊張が最も増しますね.

わたしがお薦めする練習法の一つのは,1ゲームまるまる10番ピンあるいは7番ピンを取る練習をする,というものです. 普段ゲームをする中では,10番ピン・7番ピンだけを取る機会は少ないものです. そこで,1ゲーム24投すべてを練習に費やせば,それだけレベルアップできるというわけです.

1ゲームまるまる同じ練習,というのはなかなか勇気がいるものですが,たまには気分を切り替えて,そんな練習をしてみてはいかがでしょうか.



とても基本的なことになりますが,やはり初心者向けの「スイングの練習」をするのが最も近道です.

ボールのスピードが上がるには,

    ☆ スイングが大きいこと
    ☆ スイングが自然な振り子により近くなること
    ☆ 助走が速く大きいこと,特に最後の一歩
    ☆ 助走とスイングのタイミングのバランスがいいこと
    ☆ ボールを押し出せていること
    ☆ 腕力があること(あまりおすすめはしませんが)

などの要素があります. まだまだ他にもあると思います.

その中でも,やはり最初の2つ,スイングがより大きく,より振り子に近い形になる,というのが最も理想的です. まずは,振り子が自然とできるような練習をしてみましょう.

ある程度コントロールが一定してきて,スコアもアベレージが180を越えてくれば,もう中級から上級への一歩を踏み出していることでしょう. そんなときよくぶつかる壁は,レーンコンディションへの変化についていけない,ということではないでしょうか.

「自分がホームとしているボウリング場ではアベレージ200くらいあるんだけど,他のボウリング場では180いかない」

なんていうことはよくあります. この原因の一つは,レーンコンディションへの対応が不十分ということがあるでしょう.

レーンコンディションの変化に対応できるようになる一番単純な方法は,いくつかのボウリング場をまわって投げ込む,というものです. 一つのボウリング場では,なかなかレーンコンディションを幅広く経験するのは難しいので,転戦するのは一番てっとり早い経験値の向上に役立つでしょう.

いろんなボウリング場で投げるときには,もちろんいろんなアングルも投げてみなければなりません. 通常,遅いレーンでは中から外へ,早いレーンでは外からクロスで,というように投げますが,場合によってはそんな理屈は通用しないこともあります. たくさん経験して,そこらへんの実戦経験を積むのがいいです.

ただ,あまりボウリング場めぐりができない,という場合には,とっても曲がるボールと全然曲がらないボールを所有して,それで一つのレーンで投げる,という手があります. とても曲がるボールを投げるときは,遅いレーンのイメージで,全然曲がらないボール(ポリエステルのスペアボールとか)を投げるときは,早いレーンのイメージで,それぞれ投げてみましょう. ボウリング場をめぐるよりはレーンコンディションの経験量としては少ないですが,プラスになることはあると思います.

また,同じボウリング場でも,朝と夜では全然違うことがあるので,そのような変化を見つけるのもいいでしょう.



中級者向けのところで説明したようなコントロールの練習より,さらに上のコントロールをつけるためには,「4点チェック」を行うという方法があります.

  • 立ち位置のチェック
  • 投球が終わった後の足の位置のチェック
  • ボールが通ったスパット位置での板目のチェック
  • ボールがピンにヒットした位置のチェック

通常は,立ち位置とスパット通過位置だけでも問題ありません. しかし,これらの4点をしっかりと把握して投球することで,よりしっかりしたコントロールを見につけることができるようになります.

最終更新日時 : 2015年 6月10日(水) 23時19分14秒