コネクタの上にねじ込まれている締め付け金具を外します。
同軸ケーブルに締め付け金具、金属リング、ゴムリングを通します。
外皮を先端から15mmのところまで剥きます。この時、下の導体を傷つけないように注意します。
テーパーリングを通す時に外皮がバラ広がらないように薄いテープを巻きます。
ビニールテープでは厚いので、水道用の薄いものなどがFBです。
テーパーリングを通し終わったらテープを取り除きます。
シールド編組と箔を広げます。このとき箔をきれいに広げるにはカッター等で芯線と平行に
スリットを入れるときれいに広がります。
ハサミ等で外周をきれいに整えます。
ワイヤーカッター等で中心絶縁体をカットします。
(中リングのあるコネクタは中リングを入れてからカットします。)
中心導体を5mmの長さにカットします。
中心導体をハンダメッキします。
センターピンを差込みサイドからハンダ付けします。
(センターピンが斜めにならず、垂直にすることが必要です。)
テーパーリング、ゴムリング、金属リングを同軸コネクタのハウジングの中へ押し入れます。この時締め付けるパーツのネジ山が十分掛かる様にマイナスドライバのような平らな物で奥まで押し込むと締め込みが楽です。
工具を使って締め付け金具を十分に締め込んで下さい。この締め込みが完全でないと後で同軸ケーブルの重さなどで
コネクタに引っ張り方向の力が掛かった時に接触不良などのトラブルが発生します。
これで同軸コネクタの取り付けは完璧です。