フットサルのルール(※1996年当時のものです。)



 フットサルとは、簡単に言えばサッカーを小さくしたものです。ピッチの大きさは縦15m〜25m、横25m〜42mとサッカーのピッチよりも小さく、ボールもサッカーボールよりも二周りほど小さいフットサル用のボールです。競技者数は1チーム5人でひとりはゴールキーパー、そして交代は試合中に自由に出来ます(交代要員は7人まで)。
 スローインはなく代わりにラインからボールを蹴るキックイン、ゴールキックもなく代わりにゴールキーパースローとなります。またスライディングタックルとショルダーチャージは反則となります(スライディングシュート等、タックルではなければ反則とはならない)。そしてオフサイドはありません。
 フリーキックのとき、相手選手はボールより5m以上離れなければいけません。ペナルティーエリア内おける反則より得られた間接フリーキックは反則のあった地点に最も近いペナルティーエリアのライン上(ゴールキーパーが手をつかえる範囲を示すライン)から間接フリーキック、またペナルティーエリア内で直接フリーキックにあたる反則があった場合はサッカーと同じくペナルティーキック(PK)となります。
 キックイン(サッカーでのスローインにあたる)はボールをライン上に静止させて、立ち足をライン上、またはラインの外において行います。相手選手は5m以上離れなければいけません。コーナーキックはサッカーと同じです。コーナーキックも相手選手は5m以上離れなければいけません。
 ゴールキーパーのプレーについては、ゴールキーパースローおよびパントキック(ボールを地面につけることなく蹴る)したボールは直接バウンドすることなくハーフウェイライン(ピッチの縦のラインの中央にある)を越してはいけません。越えると相手チームのハーフウェイライン上からの間接フリーキックとなります。しかし、ゴールキーパースローがハーフウェイラインの手前でバウンドするか、ゴールキーパースローを転がして行うか、パントキックがハーフウェイライン手前でバウンドするか、ドロップキック(ボールを1回地面につけてから蹴る)であればハーフウェイラインを越えても反則とはなりません。
 ゴールキーパーはピッチ上のどの位置にいてもボールを4秒以上支配してはいけません。また、ボールが1度ハーフウェイラインを超えるか、相手選手によってプレーされた後でなければ味方からのパスは受けられません。
 フリーキック、キックイン、コーナーキックはすべて4秒以内に行われなければならず、4秒を超えると相手の間接フリーキック(キックインは相手のキックイン)にかわります。

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