《天》
あ行
【悪魔】
・悪魔も喜んでいる時は善良である。
西諺
【一日】
・この一日の身命は尊ぶべき身命なり。
道元
【祈り】
・人は何を祈るにしても、奇蹟を祈るのである。祈りは悉く次のように要約される。「偉大なる神様よ、2の2倍は4にならないことをお聞き届け下さい。」
ツルゲーネフ
【運命】
・汝の運命の星は汝の胸中にあり。
シラー
か行
【過去】
・善良の預言者は過去なり。
バイロン
・過ぎたことで心を煩わせるな。
ナポレオン
【禍福】
・人間万事塞翁が馬
『淮南子』
【簡明】
・簡明は知恵の精神
シェークスピア『ハムレット』
【機会】
・もし機会を見出さざれば、自ら機会を作るべし。
スマイルス
・だれもよい機会に会わぬ者はない。ただ捕らえなかっただけ。
アンドルー・カーネギー
【希望】
・希望は人々を成功に導く信仰である。希望がなければ何事も成就するものではない。
ヘレン・ケラー
・人間というものは自分の望んでいることをとかく信じたがるものだ。
シーザー
【逆境】
・あらゆる逆境のうち最も哀れな種類の不幸は、今まで幸福であったということである。
ポエティウス『哲学の慰め』
【境遇】
・われ境遇を作らん。
ナポレオン
・逆境時における美徳は、沈毅をもって悶えざるにあり。
ベーコン
【幸福】
・我々は自分で思っているほど幸福でもないし不幸でもない。
ラ・ロシューフコー
・忘却なくして幸福はありえない。
モロワ
・幸福人とは、過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とは、それの反対を記憶している人々である。
萩原朔太郎
・「幸いなるかな何事も期待せぬ者、その人は失望せざればなり」というのは、機智ある人が第8(聖書に記された8箇条)の次に求めた第9の幸福訓である。
ポープ
・欲望を持つことが少なければ少ないほど幸福になるだろうという言葉は昔から言われているが、しかし非常に間違った真理である。
リヒテンブルク
【言葉】
・優しい言葉で相手を征服できぬような人は、いかつい言葉でも征服はできない。
チェホフ「手帖」
・何たる言葉がお前の歯という障害物を避けて出たことだろう。
ホーマー『イリヤッド』
・人生の不幸は、言語の自由を奪わるるより大なるはなし。
デモステネス
さ行
【死】
・我々が生きている間死は来ない。死が来る時には我々はもはや生きていない。
エピクロス
・人間は1度しか死ぬもんじゃない。
シェークスピア『ヘンリー四世』
【自由】
・互いに自由を妨げない範囲においてわが自由を拡張すること、これ自由の法則である。
カント
【生涯】
・もし生涯の第二版があるなら、私は校正をしたい。
クレア
・青春は失策、壮年は苦闘、老年は悔恨。
ディズレリ
【信仰】
・布施する者は福を得、慈心ある者は怨みを受けず。善をなすものは悪を消し、欲を離るる者は悩みなし。かくの如く行ぜば久しからずして涅槃に入るをうるべし。
釈迦
・1人いて悲しいときは2人いると思え、2人いて悲しいときは3人いると思え。その1人は親鸞なり。
親鸞
・予が宗教を信ずるは、天国または極楽に行かんがためにあらず、予がこれをなすは、人らしき人たらんがためである。
内村鑑三
・宗教は民衆の阿片である。
レーニン
【人生】
・人生は学校である。そこでは幸福より不幸のほうが良い教師である。
フリーチェ
・人生はそれ自身にて完全なるものなり。
ゲーテ
・寒さにふるえた者ほど太陽をあたたかく感じる。人生の悩みをくぐったものほど生命の尊さを知る。
ホイットマン
・命を知る者は天を怨みず。己を知る者は人を怨みず。
『説苑』
・人生には2つの悲劇がある。1つは心の願いが達せられないこと。もう1つはそれが達せられること。
バーナード・ショー
【真理】
・その意見を決して撤回しようとしない人は、真理を愛するよりもむしろ多く自分自身を愛する人である。
ジューベール
・異端として始まり迷信として終わるのが新しい真理の習慣的な運命である。
トマス・ハクスリー
・それでも地球は動く。
ガリレオ・ガリレイ
【成功】
・成功の秘訣を問うなかれ。なすべき一々の些事に全力をつくせ。
ワナメーカー
・人生で成功するには、人は馬鹿なように見えてそのじつ利口でないといけない、ということを私はいつも観察している。
モンテスキュー
・この世で成功するには2つの道しかない。1つは自分の勤勉によるもの、1つは他人の愚かさによって儲けること。
ラ・ブリュイエール
・成功の光栄にあこがれることは、とがむべきでない。ただ、光栄にのみあこがれて、その日を空費することこそ、とがめられるべきである。
J・H・ポアンカレ
・成功とは結果で計るべきではなく、それに費やした努力の総計で計るべきである。
エジソン
た行
【正しさ】
・私は、大統領になるよりむしろ正しくありたい。
クレー
【中庸】
・中庸を行えば最も安全である。
オヴィディウス
・善を誇れば善を失い、能に誇れが能を失う。
貝原益軒
・過ぎたるは猶及ばざるがごとし。
『論語』
【天才】
・中才は肩書きによって現れ、大才は肩書きを邪魔にし、小才は肩書きを汚す。
バーナード・ショー
【動物】
・動物達は自分達の状態について汗を流し、泣き言を言わない。彼等は暗がりに目覚めていて、自分達の罪を泣いたりしない。彼等は神に対する義務を論じて私をうんざりさせはしない。1匹だって所有欲で狂っていない。1匹だって他の奴に屈しない。世界中に1匹だって高い身分の者やせっせと働く奴もない。
ホイットマン
【時】
・時は金なり
西諺
・時に及んでまさに勉励すべし、歳月は人を待たず。
陶淵明
・忙しい人は涙の時間を持たない。
バイロン
・汝よ、生命を愛するか、しからば時間を浪費するな。時間こそ生命を作り上げている材料ではないか。
フランクリン
・時間を無駄にしないのは時間だけだ。
ルナール
【年】
・人間はだんだん年をとっていくものだと始終考えていることほど、人間を迅速に老けさせるものはない。
リヒテンブルク
な行
は行
【光】
・あなたの顔を日光に向けよ。そうすればあなたは影を見ることができなくなる。
ヘレン・ケラー
【美徳】
・魅力は目を驚かせる、しかし美徳は魂をかちうる。
ポープ『髪の毛盗み』
【美貌】
・美貌は匂いのようなものである。その行かは僅かの間しか持続しない。人はそれに慣れ、もはやそれを感じなくなる。
ランベール夫人
【不可能】
・不可能という語は、わが辞書になし。
ナポレオン
・諸君は、カニをまっすぐ歩かせることはできない。
アリストファネス
【不幸】
・「今が最悪の事態だ」と言える間は最悪ではない。
シェークスピア
・他人の不幸を、全くキリスト教徒らしく耐え得られない人を私は生まれてこのかた見たことがない。
ポープ
【不思議】
・知られないものはすべて不思議と考えられる。
タキツス『アグリコラ』
ま行
【迷信】
・迷信は恐怖と弱さと知の子供である。
フレデリック大王
や行
ら行
【歴史】
・歴史は繰り返す。
英諺
わ行