★★★★☆
タイトルなど
感想など
ロレンツォのオイル
(1992/米)
:息子の病との闘い?
そんな明るいものではない映画
「私は1人の父親に過ぎない。」
何とかという病にかかった息子を
助ける夫婦やその周りのお話です。
実際にあるお話らしく、そのモデルとなった
オドーネさん家族のHPもあるらしいです。
自分がその息子だったら
自分があの父親だったら
あんなにがんばれるのか?
それに自分が医者だったら?
医者の職務と親の愛情。
医者の臆病さと被害者の大胆さ。
医者の常識の目と素人の単純な発想。
そんな中、淡々と仕事をしていた
あの老人研究者はとてもステキでした。
●がんばれビーバー
(1996/米)
:少年の成長記?
ほのぼの映画
「おまえがどんな子だって父さんはおまえを愛しているよ。」
自分の小さい頃を思い出します。
懐かしくてちょっとほろ苦くてほのぼのです。
逆に親が子供に対してどういう気持ちなのかも
分かった気がします。
よく謝った!
●グッバイ・ジョー
(1999/米)
:一人の少年の・・・?
明るくはない
「俺のようにはなるなよ!」
むちゃくちゃ良かった。
子供が犯罪をすることについて
何でも社会のせいにすることは
いけないのでしょうが、
大人の不条理で子供達が
どんな目にあっているのか
大人はわかっているのだろうか?
そんな中でも子供達は一生懸命生きている。
●クレイマー、クレイマー
(1979/米)
:仕事と家庭?
客観的に観られればね。
「愛しているわ〜!」
ダスティン・ホフマン、良い人過ぎる。
あれだと、奥さんのメリル何とかさんが
ただのわがままな人に映ってしまう。
「愛している!」が懺悔のような形で
使われているのが興味深かった。
愛って何?
一応愛し合って結婚した夫婦が
法廷ではお互いに相手の否を追及する
弁護士が中に入ればそれがもっとすごくなる
悲しいものです。
「愛している」って何なんでしょう?
●ブルース・ブラザース
(1980/米)
:エンターテーメント!
唄あり踊りありカーチェースあり
「あのブルースブラザースが帰ってきたのか?」
これこそハリウッド映画?
豪華なキャスト。
熱いダンス。
これでもかといわんばかりの
車の横転。
そして、スマートなギャグ。
思わず、ブラザースが
帽子とサングラスを外す回数を
数えてしまいました。
●サトラレ
TRIBUTE to a SAD GENIUS
(2001/日)
:人の心?
メリハリのある映画
「ごめんね〜ばあちゃん!」
形式はまさに
現代日本映画の象徴のようでした。
オープニングが○る○○○○で、
エンディングが○○ルのような・・・。
矛盾、不確実を無視して十分楽しめました。
音楽がきれいでしたしね。
「自分がサトラレだったら」を
私は考えてしまいましたね・・・。
う〜ん・・・。
八千草薫は良いですなぁ〜。
●マイ・ガール(1991/米)
:少女の成長期?
ほのぼの映画
「ビンゴ〜!」
小さい頃を思い出すわ。
あの頃はいろいろあったなぁ。
アンナちゃんです、とってもキュート!
●赤毛のアン
(1986/カナダ)
:1人の少女の成長期?
きれいな映画
「お前は私の娘であり、この村1の美人じゃ!」
アンeちゃん、まぁよくしゃべること。
まぁ何についてもちょっとオーバーだこと。
でもそれが少女時代なんでしょうね。
私も女にうまれれば良かったわ!
●ホタル
(2001/日)
:昭和と戦争と愛と?
う〜ん・・・。
「2人で1つの命じゃないか!」
昭和の終わりにかつての戦争を思い出す。
当時青春真っ只中の若者達のうち
特攻隊で死ななかった者と死ねなかった者と
死んだ者といっしょに死にたかった者と
彼らを見守った「お母さん」と・・・。
彼らによって現在の日本があるのですね?
あ〜とにかく結婚したくなる映画。
●マトリックス
(1999/米)
:現実、バーチャル、救世主?
CGに見とれる映画
「君は現実をどう定義づける?」
理解するのに3回も観てしまいました。
いや、まだ理解できてません。
何だか、「ソフィーの世界」みたいで、
まぁ、結局、何かを理論付けるには、
その出発点としては
これらを完全にくくれる箱が必要なのでしょう。
マトリックスのような。
そしてそのようなものの創造主が存在すれば
救世主も現れる・・・。
哲学を超えて、宗教がかってきますね。
もうここまでくると
何が現実で何がバーチャルなのか
考え出したら恐くて仕方ないです。
●ニキータ
(1990/仏)
:諜報部員の恋?
ちょっと重い映画
「朝ご飯だよ!」
諜報部員が恋をしたらだめでしょう!
でも彼女も人間か・・・。
あの恋人さんのような人間に私はなりたい!!
●ドライビング Missデイジー
(1989/米)
:友情?
ほのぼの映画
「何とか生きていくのが人生ですな・・・。」
口は悪いけど本当は優しい移民女性と
そんな彼女を理解している黒人運転手。
彼は彼女の人生の運転手でしょうか?
心温まるステキなお話でした。
流れている音楽にのって
のんびりドライブをしたくなりました。
●勇気あるもの
(1994/米)
:教師もの?
メリハリある映画
「隠喩だ!」
シェークスピアの「ハムレット」を
いろいろな形で使った素敵な映画でした。
教師も生徒から学ぶものなんですね。
●レオン (1994/米=仏)
:ロ、いや、不器用な男と背伸びする少女
メリハリある映画
「私はもう大人。後は年をとるだけ。」
殺し屋である上に移民の主人公。
ものすごく不器用なところが素敵。
それでいて、やることはしっかりやるから、
もうたまらない。
男のロマンですよ。
●愛犬フルーク/生まれかわったパパ
(1995/米)
:犬の世界?愛と勇気と決断?
『トム・イズ・ヒヤー!』
「ワン!」
生きているってすばらしい。
そんな映画です。
動物達がかわいいんだ(あのサルは結局?)。
世話してくれる犬ランボーが良いんだ。これがまた。
最後、完全に人間の時の記憶が戻ったとき、
あ〜決断できるのはすごいよ。
●ブラス!
(1995/英)
:ハーモニーの美しさ?
重い映画
「お父さんがかわいそう。」
仕事はクビ、父親は病に伏し
借金に取り立てられ、家族は家を出て・・・
何も解決しないけど、
それでも仲間がいる、音楽がある・・・。
●グリーン・マイル
(1999/米)
:死刑、死と生?
ちょっと気持ち悪い映画
でも暗くはない。
「天国に行ったとき自分が1番良かった時期に戻れるって信じるか?
良かったです。
でも、なんか皮肉ですかね。
彼は天子なのでしょうか?
周りの心の汚さを指摘したり、
善悪をあんなにスパッと分ける人が・・・。
キリスト教信者じゃなきゃ
理解できないのでしょうか?
●レナードの朝
(1990/米)
:作用と副作用?
淡々とした映画
「これからお茶でもどう?」
実話のようですね。
意識のない人が何十年ぶりかに
意識を取り戻したとき、
待っているのは
何なんでしょうか?
そして・・・。
●心の旅
(1991/米)
:家族愛?
ハートフルな映画
「誰に教わったんだ?」
ハリソン・フォードが
事件を通じて家族の大切さを
理解する父親の役なので
意外でしたが
十分観られました。
リハビリ師のお兄さんが
また良い味を出していました。
●プライベート・ライアン
(1998/米)
生きる?
戦争が良いものなのか必要悪なのか分かりませんが、
とにかく自分は戦地に行きたくない!
と思わせる映画でした。
登場してくるアメリカ兵のように、
あのような人がバタバタ死んでいくのを
何とも思わなくなるのはゴメンですね。
あのリンカーンの言葉は何なんでしょうか?
兄弟の全員が戦死をしないために
7人の兵士を危険な戦地に行かせるという
作戦って何なんでしょう?
いろいろ考えさせる映画でした。
「私は、ちゃんと生きたのでしょうか?」