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人生の軌道

野々山ちさと
夢をみた

一本のロープのような軌道にひとりの人間が行きつ戻りつしている
そのたくさん軌道を上から見おろしていた
一本の軌道の終点がその人間の人生の終点のようだった
夢の中で思った
人間の終点はだいたい皆同じ、だったら楽しいほうがいい..と
“今”を存分に楽しんで精一杯 生きよう..と
いつか終点に着いて、まだ余力があったらこう言おう
“今、不思議な国に行って来きたよ”と

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