ヒューマンメモリーコンサート 

2006年5月23日


このコンサートは千葉県野田市にある、野田・清水公園にて行われたコンサートのもようです。
株式会社笹川の笹川社長より「コンサートをやってみませんか」という依頼を受けまして、開園式の中こけら落としとしてコンサートをする事になりました。

この清水公園駅の周りはとても静かで、駅から歩いて五分のところにあります。筑波エクスプレスが開通した事もあり、北千住からでも柏からでも40分以内なので、都内からもかなり近い場所です。

ガラス張りの建物の周りを囲むように綺麗な水が張ってあり、その水の上にはこのようなオブジェが並び、大木がそびえ、様々な風が流れていきます。
まるで美術館のようでした。

雨の多い今年ですが天も味方し、なんとか雨も降らずにすみました。コンサートは午前十時からで、こんな早い時間にコンサートをした事は今までありませんでしたが、。ヒーリングの生楽器な編成のせいか、気持ちもすがすがしく、けっこうこういうのもいいなと思いました。


開演式の模様です。
写真は笹川社長
私が常日頃お世話になっている先輩で、今回のコンサートの主催者です。

曲目は
1.風の彩(いろ)
2.枯れ葉の舞い散るとき
3.小麦畑
4.ヒマラヤ杉のてっぺんで
5.ふくろうの森
6.風を超えて/ヒューマンメモリー
7.女王のためのパヴァーヌ(アンコール曲)
です、この写真はヒマラヤ杉のてっぺんでをギター一本で弾いているシーンです。

ピアノでサポートしてくれている女性は、山内雅子さん、伊那養護学校の第二校歌「どんぐりの行進」を歌っている方ですが、彼女の本当の姿はあらゆるクラッシック曲を弾きこなす新進気鋭のピアニストであります。
シンセサイザーなどの音源と同期させて演奏していますので、二人でも音はけっこう厚いものがあります

※現在彼女は若者から年配の方まで、個々にあった形で、、幅広くピアノを教えております。もしも教わりたい方がいましたら、天山HP「便りを送る」からご連絡ください。(中央線三鷹界隈)


このコンサートの音響は日東紡音響エンジニアリングの平川氏がスーパーツィータを持参でやってくれました。このスパーツィターは村田製作所製でセラミックで出来ており、人間の耳に聞こえないとされる超高音域まで再生できるのだそうで、生楽器の音は前に出てくるし、音がまろやかになるのだそうです。
私は演奏者ですのでその音は聴けませんが、ヒーリングのコンサートとして音の美しさはとても大事な事です。ギターや笛や二胡などを弾いている時、ふと観客の方を見ると、目をつぶっている方々がけっこう見受けられました。演奏者の我々も気持ちよく演奏できました。

コンサート終了後、数社から機会があればコンサートを開きたいと言っていただき、小さなコンサートではありましたが、この短い期間で準備したコンサートは無事成功のうちに終わってほっとしました(^^;)。
皆さん演奏中に色々な情景を思い浮かべて聴いていた様子で、中でも来て下さった和尚様が「ふくろうの森」という曲を聴いて、和尚様のお寺の鎮守の森には現在も本当にふくろうが住み着いており、とても可愛いのだというお話をして下さり、その話がとても印象深かく、ついついあの可愛いふくろうの顔を思い出してしまいました、後ろ向いてるのにクルッと振り返った顔とか(笑)、
雰囲気の良いこじんまりとしたコンサートでしたので、機会があれば、今後このようなミニコンサートも開いていく予定にしています。

HUMAN MEMORYコンサート  2006.5.23