- air filter -
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排気系をいぢるなら吸気系もやらなきゃということで,マフラーを替えたときから気になっていたエアフィルタをやっと交換しました。

純正交換タイプ,ボックス型,剥き出し型などいろいろなタイプがありますが,今回選んだのはイタリアBMC社製のCDA(カーボン・ダイナミック・エアボックス)。
あまり聞き慣れないメーカーですが,フェラーリやトヨタなどのF1チームが採用しており,ル・マンではアウディも使用しています。

取り付けはBMCの代理店でもある,ABTでやってもらいました。

向かって右側のインレットから太いダクトを這わせて強制的にエアをフィルタまで持っていきます。

しかし,ここで問題が。
純正バンパーの場合,インタークーラーに空気が導かれるように道が作ってあるので,インタークーラーからの取りこぼしだけでは思ったような効果が望めません。
そこでインタークーラ−から空気を持ってくるようにダクトを加工しました。

ダクトが太いために内側の鉄板に干渉してしまうので,そこもちょっと加工する必要がありました。

年式によって違うのですが,小さくてちょっとかわいい"ちびキノコ"も付いてます。

このCDA,中のフィルタに小さなフィンが付いていて,ダクトから強制的に持ってこられた空気がフィンによってぐるぐる竜巻となってよりスムーズに送り込まれるというもの。
確かに吸気効率はよさそうです。

乗った感じは全域に渡ってトルクが増したといった印象でしょうか。
まだ少ししか乗ってませんが,街乗りなんかではより扱いやすくなっていると感じます。

エアフィルタを替えると吸気音を気にする方もいると思いますが,このCDAは純正の吸気音とほとんど同じです。

マフラー交換等で下がやせ気味の方にはとくにオススメです。


装着後,一般道・高速道合わせて約1000km走りました。
やはり一番の印象はトルク感が出たということでしょうか。
低速からもりもりとトルクが出て,渋滞の町中でもぎくしゃく感が軽減されます。
低速がよくなった分,高速域が犠牲になったかというとそういうわけでもなく,ABTが言うように5000回転以上でも頭打ち感は感じません。
といっても,5000回転以上を維持することなんてそうそうありませんが。

吸気音は高速域で多少「しゅーしゅー」と鳴っていますが気になる音でもなく,P-FLOやK&Nラムチャージャーのような音とは違います。
効率の悪い純正を交換したいけど音がなぁ・・・と気になっていた人にもオススメです。

追記:
ABTでシリコンホースを取り付ける際,バンパーを外したのでこの機会にCDAもバージョンアップ。
今まではインタークーラー裏までしかダクトが来てませんでしたが,ボディをちょっと加工してインタークーラー横まで持ってきました。
バンパー下部のインレットの裏側にあるインタークーラーに続く道もすべて外したので,以前に比べてより多くの空気を吸わせることができます。

結果,下のトルクがより太くなった気がします。
全域に渡ってトルクフルというのでしょうか。
以前もトルクが増したなぁと感じたのですが,それ以上に感じました。

しかし,吸気音も増したようでP-FLOやK&Nラムチャージャーほどではないですが,純正とは明らかに違う空気を吸ってる音がします。
でも,うるさいほどでもないですし,音楽かけてればかき消される音ではあります。
 
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