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ここは蹴上。
横の三条通り（旧東海道）を京津線が走っていた頃は、
ここが写真のホームグラウンドでした。
足下にひかれた線路は、船で荷物を運んでいた時代に
川から上方の疎水まで船を持ち上げていたインクライン。
その後琵琶湖の方へ行く線路は線路は道の上に降り、
そして、３年前には地下に潜りました。
人も入れて撮るようになったのは、この場所から。
だから、ここは、原点の１つ。
そのためか、桜の季節にここを歩くと、いつか
ここで人を中心に撮ってみたいなという気持ちにさせられ続けました。
久しぶりに来た蹴上には、３年前追いかけていたものはもうありません。
でも、「前に進もう」その気持ちを持ち続けているなら、
また新たな気持ちで来られそうなところです。
PinkHouseふりふり服で歩く雪野さんは、
私とはまた違った視点で蹴上を語り、
初めて京都に来た参加者の方も初見の視点で語り。
見慣れた町でも、人の見方を知るとまた新たなモノが見えてきて面白いです。