状 態 | 高 低 | 混合気 |
気 温 | 高い | 濃くなる |
低い | 薄くなる | |
気 圧 | 高い | 薄くなる |
低い | 濃くなる | |
湿 度 | 高い | 濃くなる |
低い | 薄くなる |
●濃すぎる場合
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●薄すぎる場合
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症状 | 原因 | 対処 | |
---|---|---|---|
スロットル全開で | 息つき ノッキング オーバーヒート プラグが白く焼ける |
薄い |
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頭打ちが早い 伸びない ボコつく 吹け上がりが遅い パワーが出ない プラグが黒い |
濃い |
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スロットル開度 1/4〜3/4で |
息つき ノッキング 失速 |
薄い |
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もたつく ボコつく 加速が悪い |
濃い |
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スロットル開度 1/8〜1/2で |
息つき ノッキング 失速 |
薄い |
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もたつく ボコつく 加速が悪い |
濃い |
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極低速・アイドリングで | 回転が不安定 | 薄い |
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黒煙が出る 音が鈍い エンストする |
濃い |
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スロットル急閉時の | レスポンスが悪い |
両方の 可能性有 |
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極低速・アイドリングで | 回転が不安定 |
両方の 可能性有 |
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スロットル急閉時の | 回転の戻りが悪い | 薄い |
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パイロットスクリュー | エアスクリューを調整しても エンジンの調子が変わらない |
両方の 可能性有 |
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おいらのモンキーには特売で購入したボアアップキットのセット販売になっていた京浜 PE26が装着しています。本来はPE24かTMR−24が良かったのですが何しろ安かったので、そのまま利用することにしました。
ジェッティングした車両の状況です。(勿論おいらのモンキーです(^^))
エンジン | デイトナ ハイポートヘッド ビッグボアキット(85cc) |
キャブレター | 京浜 PE26 |
マニホールド | ビッグボアキット付属 |
フィルタ | K&N φ51 |
マフラー | ヨシムラ サイクロンTYPE4 |
PE26の出荷状態のセッティングです。
メインジェット | #105 |
スロージェット | #45 |
カットアウェイ | 2.5 |
ジェットニードル | 1DA 上から3段目 |
エアスクリュー | 1回転半戻し |
まず出荷状態のセッティングのままで、エンジンは掛かったのでしばらく暖機運転をして走り出そうとしたのですが、ごくアイドル付近のレスポンスが悪く1/8位開くとドッカーンとパワーがでるという状況だったので、とりあえずパイロットエアスクリューを調整する事にしました。
通常サービスマニュアルなどの本に載っているやり方。
- スロットルストップスクリューを左に回し、持続で出来る最小回転にする。
- エアスクリューを左右に回し、最も回転の高いところにする。
- 再びスロットルストップスクリューにより規定アイドリングにする。
- さらにエアスクリューを動かし回転に変動がないか調べる。
変動があれば2〜4を繰り返し、規定アイドリング回転にする。- スナップやつながりを調べる。
このやり方で調整したのですが、エアスクリューは戻すほどアイドル回転は高くなり安定しているのですが、やはり開け始めのレスポンスが悪く、下手するとストールする始末でした。
そこでNAPSの店員Kさんに聞いたところ、その俗説は捨ててこのやり方でやると良いと教わったやり方です。
- 十分に暖気をする。
- パイロットエアスクリュー戻し量を基準となる1回転3/4にあわせる。
- 1/4回転ずつ締め込んだり緩めたりしてスロットルのつきが一番よいところにあわせる。
- 基準から締め込み側1回転、緩め側3/4回転以内で入っていればそれでOK。
1回転以上締め込む場合スロージェットを1番上げる。
3/4回転以上締め込む場合スロージェットを1番下げる。
そして2〜4を繰り返す。
このやり方ではなんとパイロットエアスクリュー戻し量は1/2位だったのですが、ほぼ問題なく走るようになりました。
そして、スロージェットを1番あげて#48にして再度エアスクリュー戻し量を調節してスロー系のジェッティングを終わりにしました。
あとはメインジェットを決めるのですが、何しろボアアップを組んで間もないので馴らし中に付き出荷状態のままで走っています。
2000/01/03
その後天候に左右されやすいPE26をあきらめて、ヨシムラTM24MJNを購入しました。
セッティングは非常に簡単なキャブで楽ちんです。 2001/01/05
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