モンキー弄り用工具


モンキー弄り用の工具といってもそう特殊な物が有るわけではなくて、実に標準的で安い工具を持っています。
かといって激安ツール(セットで1980円とか)を使ってはいけません。モンキー弄りの前に怪我をします。

過去貧乏高校生の頃激安ツールを使っていた経験から言うと、
整備の難易度が著しく上がるということです。
弘法筆を択(えら)ばずといいますが、工具に関しては違うようです。
工具一覧表
基本工具
ドライバ コンビネーションレンチ 3/8ソケットレンチセット プライヤ
ヘキサゴンレンチ スクレーパ

ユニバーサル工具
プラ・ゴムハンマ スナップリングプライヤ トルクレンチ モンキーレンチ
ユニバーサルホルダ シックネスゲージ ノギス インパクトドライバ
バイスグリップ


SST・その他
フライホイールプーラ ロックナットレンチ バルブスプリングコンプレッサ タペットアジャストレンチ
精密測定具
マイクロメーター ダイヤルゲージ シリンダーゲージ コンプレッションゲージ
電動工具
ドリル ディスクグラインダ リューター

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モンキー弄りに最低限必要だと思われる工具

プラスドライバー #2・3 マイナスドライバー
私のはベッセルとPBの日本向け貫通ドライバーです(笑)

コンビネーションレンチ 8・10・12・14・17・19・21mm 
私のはストレート製の安物です(笑)
コンビネーションレンチ

3/8ソケットレンチセット  (ラチェットレンチ、8・10・12・14・17・19・21mmのソケット、エキステンションバー、ユニバーサルソケット ブレーカーバー)
  • 国産だとコーケンがお薦めです。ラチェット動作の軽さは世界一かも。
    ただ、最小ラチェット角度が大きめなので、狭いところの動作はやや不満。
  • 外国製ではファコムがラチェット角が5度と最小なので狭苦しいモンキーには最適かも?
  • 出来れば8・10のロング(ディープ)ソケットも有れば文句無し。
  • プラグ用ソケットレンチも購入しましょう。マグネット保持式は癖になりますよ。
私のはコーケンです。ヘキサゴンはストレート製です。
ソケットレンチセット

ラジオペンチ、コンビネーションプライヤー
  • しっかりした物なら何でも良いでしょう。
  • ラジオペンチはピストンピンクリップを入れるのに使うので良い物を買っておくと後悔することが少ないです。
プライヤー

ヘキサゴンレンチ 5・6・8mm
  • ロングでボールポイントが使いやすいですね。
  • PBは憧れです。

スクレーパー(ガスケット剥がし、金属ベラ)
  • エンジン分解するときには有ると便利ですね。ないとカッターナイフとかで代用(T_T)
  • 私はスクレーパーの代わりに方形の完成バイト(HSS)を使用しています。剛性高く使いやすいです。

あれば便利な工具
ユニバーサル編

プラスティックハンマー、ゴムハンマー
  • ショックを与えるのに使用
  • 金槌に木片をかましても代用可
ハンマー

スナップリングプライヤー
  • ミッションやクラッチに多用されているスナップリングを外すのに使います。
  • モンキーだと殆ど軸用だけで足りますね。
スナップリングプライヤー

トルクレンチ
  • 有ればエンジン組み上げの強い味方。
  • 出来ればプリセット式の方がよい。プレート式は読みとるのに熟練を要します。
  • そして国産のトーニチカノンが良い
  • ただし高価なのが玉にきず。
18歳の時に上野の工具屋さんで購入した大切なものです(^^)
トルクレンチ

モンキーレンチ
  • ジョー(あご)の部分にガタの少ない物が良い。
  • 250mmくらいが一番使いやすいかな?
  • ただし、ボックスレンチなどが使える場合にはモンキーは使わない方が良いです。
いつかはバーコですね
モンキーレンチ

プーリー回り止め、ユニバーサルホルダー
  • これが有れば、クラッチ交換、フライホイール交換に一歩近づけます。
  • 主にスクーターの駆動系を弄る為に発売されています。
高校生スクーター時代からの年期モノです(笑)
回り止め

シックネスゲージ(隙間ゲージ)
  • タペット隙間調節や点火系の隙間調節に使用します。
  • プラグ隙間は今時しないか(^^;
  • 結構消耗品扱いですね。
次はKTCを買うぞ〜
エーモン(爆)隙間ゲージ

ノギス
  • 300mmのノギスを買えば一生使えるでしょう。
    おいらは貧乏なんで150mm。
  • ノギスはミツトヨに限りますね。
実はデジタルノギスより使いやすいんです。
ノギス

インパクトドライバー(ショックドライバー)
  • クラッチアウターカバーのネジやステーターコイル取り付け座のネジを外すのに重宝します。
  • ガンガンたたくと他に影響が出そうなのが怖いですね。

バイスグリップ(バイスプライヤー)
  • 安物でも1本持っているとピンチから救われる事が多いです。
  • 舐めたボルトも結構回せます。
これはホームセンターで数百円....
バイスグリップ

あればもっとディープな世界が味わえる工具
SST・その他編

フライホイールプーラー
  • これはフライホイールを外すためのツールでそれ以外に使い道のない正しくSST。
  • フライホイール外すコツは大きな方のナットを奥に当たるまで締めこんでからハンドル部分をプラハンでたたきます。
これは早矢仕製です
フライホイル外し

ロックナットレンチ
  • クラッチを固定しているロックナットを緩めるソケットみたいな物。
  • 大抵エキステンションバーとブレーカーバーやトルクレンチを組み合わせて使います。
  • 変な使い方をすると爪の部分が折れる場合がある(^^;;;
このあいだ早矢仕製(TOP製)の爪を折りました
ロックナットレンチ

バルブスプリングコンプレッサー
  • エンジンのシリンダーヘッドの吸気及び排気バルブを脱着するのに使用します。
  • 値段が高いのがキツイところ。
  • これ無しでバルブ交換する強者がいるらしい(^^ゞ
私のは武川製です。今ならストレートのを購入するかな
バルブスプリングコンプレッサ

タペットアジャストレンチ
  • これはモンキーレンチとソケットレンチでも代用できますが、アジャストボルトを動かさずにナットを締められるので一発で隙間を決められるメリットが有ります。
キ○コよりデ●トナの方がいいですよ
タペットアジャストレンチ

これを持っていたら凄いかも
精密測定具編

マイクロメーター
  • 上手く読むと1/1000ミリすなわちマイクロメートルまで測れます。
  • ピストン径やピン径などを測るのに使います。
  • 0−25、25−50の2個有ればモンキーには足りるんでは?
  • やっぱりミツトヨだね。
マイクロゲージ

ダイヤルゲージ&マグネットスタンド
  • ダイヤルゲージは測定範囲が0−10mm、最小目盛りは0.01mmのが安くて使いやすい。
  • ピストンの正確な上死点を出したり、10mmまでのシムなど厚さを測れます。
  • Vブロックが有ればクランクの振れなど棒状の振れも測れます。
  • やっぱりミツトヨピーコックかな。
本当はユニバーサルなスタンドの方が使い勝手がいいのですが、高嶺の花です。
ダイアルゲージ

シリンダーゲージ
  • これ単体では使えずダイヤルゲージとマイクロメーターが必要です。
  • 名前の通りシリンダーのボアを正確に測ることが出来きます。
  • これもミツトヨピーコックかな。
これはガタガタの廃却品です(爆)
シリンダーゲージ

コンプレッションゲージ
  • 名前の通り圧縮圧力を測れます。
  • 圧縮圧力でエンジンのコンディションがほぼ分かるかな。
  • 武川製は10mm用のアタッチメントが付いてきて便利ですね。
  • 私はストレート製に12mmのアタッチメントを旋盤で10mmに加工。
コンプレッションゲージ

これがあれば時間短縮できるよ
電動工具編

リューター
  • シリンダーヘッドのポート加工等に使用します。
  • シャンク(加工用刃具のシャフト径)は3.0が使いやすいかと思います。  
  • 刃具は超硬が良いと思います。
私のはストレート製の数千円のです(笑)
しかし、ペンシル型の為使い勝手は良いですよ。
エアリューターに比べて振動が大きめなのが気になりました。
リューター

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