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〜〜四方山な話〜〜

 ここでは、松山旅行中に私が感じたことや観光にお役に立てそうな話題を書き連ねていきたいと思います。なお、まったくの主観でありますので、その点はご注意くださいませ。
 わたし自身が文学青年というにはあまりに遠い存在なため(笑)、夏目漱石や正岡子規などの文人/俳人関連の史跡/施設には全く足が向きませんでした。その手の話題を期待された方々、ごめんなさい。

【伊予鉄道/市電、バス、鉄道】

 まずは観光アクセスから。ほとんどの観光スポットについては、市電あるいはバスを利用することで訪れることが出来ます。
 松山市内の公共交通である市電(軌道電車)、鉄道(高浜・横河原線/郡中線)、バスは伊予鉄道が運営しています。車両は、みかん色でカラーリングデザインされています。

 運賃は、どの交通機関も初乗り150円です。ただ、市電については150円均一でどこへでも行けます。
 伊予鉄のどの交通機関でも共通に使える、プリペードカード「い〜カード」が便利でお得です。1000円で1100円分利用できます。また、市電と特定区間を走る市内循環路線バス(ループバス)に限っては1日乗車券が300円で発売されています。
 市電は、松山城を中心とした環状線と、枝線として道後温泉への線と、松山市駅への線と、西堀端から本町6丁目へ向かう線から成っています。ちょっとややこしいですが、運転手さんに気軽に聞いて下さい。
 また、分岐する線の停留所で乗り換える場合には料金を払う際に乗り換え券をもらえば、そのまま他の線に乗り継げます。
 環状線はほぼ10分おきに、本町6丁目の線はほぼ20分おきに発車しています。それほど時間を気にすることなく利用できるでしょう。

 市内を車で走る場合、市電の軌道内は原則として通行禁止です。右折や道路横断の際には軌道上を通れますが、軌道を塞いでしまうと電車が通れなくなって怒られますので気を付けましょう。
 また、市内の信号機で、赤色の「×」と黄色の「→」は市電用の信号機です。間違えないようにして下さい。

【道後温泉】

 やっぱりこの観光スポットは外せないでしょう。
 市電の道後温泉行きで終点の道後温泉駅下車、目の前のアーケード街を通って徒歩5分で道後温泉本館に辿り着けます。
 明治時代に建てられた木造建築の本館は、渋い古さを感じさせます。が、内部の浴室は小奇麗に作り直してあり、ちょっとした銭湯のノリです。
 泉質は弱アルカリ性泉で、筋肉痛、神経痛、五十肩、打ち身などに効くそうです。弱アルカリなので、ほんの気持ちだけすべすべします。

 料金は……タダで入ってしまいました(苦笑)。近くの喫茶店「なも」であんみつ食ってたら(笑)、親切な方が余った入浴券をくださったのです。料金にもランクがあって、安い料金では銭湯とあまり変わらないような気もするので、風情を味わいたい方は上ランクのコースを選ぶ方が良いと思います。
 貸しタオルは石鹸付きで50円、売りタオルは200円です。

 また、アーケードの中ほどには「椿の湯」という浴場もあります。こちらは真新しい造りの浴場です。入場料300円。

【明屋書店】

 これで「はるやしょてん」と読みます。松山・銀天街に本店を持つ書籍販売チェーン店です。
 単なる有力書店というのであれば、丸三書店や紀伊国屋書店松山店も紹介しないといけないのですが、これには訳があります。

 この店、どの支店も「うるさい」です(笑)。いや、BGMがやかましいという訳ではなく、店舗内のレイアウト/陳列に特色があります。
 一歩店内に入ると、店中にPOPの垂れ幕(張り紙)がいたるところに張りまくってあります。肝心の陳列してある本の背表紙が見にくくなるんじゃないかという力が入ってます。
 市場調査でいくつもの書店を見てきましたが、ここまで自己主張される店は初めてです。客に対して情報を発信するというか、本を推奨するという姿勢が色濃く出ていますね。
 ちなみに東京・五反田にも支店があります(品川区西五反田1-3-8)。なので、このPOP攻勢の存在自体は知っていました。でも、地元の本店の方がより一層激しい気がします(笑)。なお、五反田店はあまりコミックスの品揃えがそれほど良くないので、市場調査対象にはなっていません。

【俳句ポスト】

 
(左:松山綜合公園内俳句ポスト、右;松山城内俳句ポスト)

 松山と言えば、正岡子規を代表とする俳人を多く生み出した俳句の地でもあります。
 で、これを生かした観光資源として、俳句ポストなるものがいくつかの観光スポットに設置されています。
 ただ、ポストに入れてどうなるのかは定かではありません(笑)。詳しくは松山市のホームページへどうぞ。

【タウン情報 まつやま】

 地元のタウン誌です。体裁は「ぴあ」と同じ中綴じで、月刊350円です。
 内容は、地元の密着した話題と生活……というか人生そのものに関わるネタまで身近な情報を満載してます。東京ではこういうネタは無理だろうなぁ。
 たしか、学生時代の森生さんが地元タウン誌にカットを書いたことが有るという話を聞いたような気がしましたが、おそらくこの雑誌のことを指すのでしょうね。
 観光目的で読むにはちょっと合わないかもしれませんけど、愛媛/松山の*空気*を知るには手ごろな手段だと思いました。

【看板?】


 か、会長〜っ?!(笑)

《アクセス:JR松山駅から市電環状線で15分、木屋町駅前》


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