通算13冊目のハマーン本です。今回は「愛のアルバムシリーズ」が終了しての第一弾と言う事で、どの様な本を作ろうか考えた結果、18禁小説本を作ってしまいました。
内容はといいますと、アクシズに非公式で交渉に赴いていたエゥーゴ使節団の一員であったシャアを、ハマーンがちょっとした駆け引きで滞在させる事に成功して、それから付き合ってた昔に戻るかの如く、再び二人は倒錯した愛に落ちていく内容にです。
私は、長年ハマーンを想い続ける内に「彼女の外見の強さは、自分の弱い?内面を覆い隠す仮面である」という説に辿り着きました。
本当は、愛する人の前で純粋に甘える一人の少女でありたい...そんな内面の弱さを知られたくないための仮面を身に付けている女性。それを外した時に、一体彼女はどういう顔を見せてくれるのか?という所から、色々と話が膨らんで今回の話を書き上げました。
ちなみに本のタイトルは唯一無二のバンドだった「ニューオーダー」のアルバム「権力の美学」から頂きました。甘美で切なくて、良いアルバムですよ。
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