前回の本から4年振りの新刊で、通算すると17冊目のハマーン本です。
私にとっての「4年の空白期間」というのは思ったよりも深く、表紙のCG画像も含めて絵の描き方をすっかり忘れていた次第です。
自分の頭に浮かんだ事を具象化出来ない時点で既に「創作屋」としては終わっている訳なのですが、執筆意欲も含めてそれを呼び戻すだけの作業に約一ヶ月近くも費やしました。
そんな中で唯一の救いは、(別の作品ですが)小説だけは細々と書き続けていた事ですね。もし、それすら行ってなかったとしたら、今回の新刊はまず完成しなかったと思います。
本の内容は「ZZの初期頃の設定を使った18禁恋愛小説」です。7年前に出した「権力の美学」もかなりハードな路線なのですが、今回の作品に比べれば可愛く思えてしまう位だったりします。
それと、表紙でハマーンが着ている服は「D.Gray-man」という作品に出てくるロード・キャメロット嬢の服です。私はあのキャラを観た瞬間から「ハマーンと絡めて描きたい」と思っていました。
この本は奥付の発行日が間違っていたり、A5のつもりがB6でコピーしてしまったりと失敗の部分は色々あります。でも、それを考慮しても私としては非常に満足のいく出来になった自信作なんです。
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