「はまあんかあん必勝項略本」が予想に反して売れてしまった為、同様の路線で描いた第２弾です。

　しかし、この時は執筆途中にコミケの抽選漏れという思ってもいなかった事態が発生した時でもありました。（この時から申し込み数が激増した為で、それまでは割と簡単に参加できた）

　そんなコミケに（サークル）参加出来ないというストレスが溜まってた事が合わさって、前回の本よりもやたらと社会的な事や攻撃的な文章を用いてたりします。つまり、やり場の無い怒りを全て作品にぶつけた曰く付きの本です。（ガンダム系に知人がいないので、委託すら不可能でした）

　ちなみにこの本は、コミケ当日会場に赴き、ガンダム系の「ハマーンがカットで描かれてある本を売ってるサークル」様に差し上げてました。

　あの当時よりも、数段人生経験を積んだ今となっては、もう二度とこの雰囲気での本は作れないですね。でも、今でも表紙がとっても気に入ってる本です。また、タイトルに「幻の〜」がついてるのは、販売せずに配り歩いた「幻の本」という意味からです。