私が創作活動の勢いが一番ある時に作ったＧＳ美神本第二弾ですね。当時を思うと執筆はかなり大変だったと思うのですが、描きたい事が素直に表現出来る時期でしたので、結構それを楽しみながらやってたように思います。

　私は自分が描くキャラは大口開けて元気な表情をしてるのが多いです。これは、ハマーン本と同じなのですが、あちらは既存のハマーン像を何とか変えようと苦労していたのに対して、こちらはそういう事を全く気にせずに描けるのが良かったですね。

　内容もかなりぶっ飛んでます。「はじめ（の一歩）まんが」は美神さんにガゼルパンチを打たせたい為だけに描いたようなものですし、「そらいろのたね」で登場する絵本は株券とスーファミとを交換する話の表紙に変えてたりと、そこかしこにネタを仕込んでます。また当時は聴いてない音楽を積極的に買いまくっていた時期でしたので、その影響も多々作品に入ってる感じですね。

　それと奥付とかを見ますと、コピー本であるにも関わらず増刷してますから、これもそこそこ売れたのが判ります。（増刷は大体２０〜３０部程度で行ってました）当時、私の本を買って下さった皆様、本当にありがとうございました。

　あと、フリートークに当時聴いていた音楽が沢山載ってますので、気になる方はどうか見て下さいませ。