岩間温泉・その後 1999.9.23〜2001.7.29


1999.9.23

 島田さんが、昨年の台風で流されてしまった岩間温泉手前の道が補修されたと言っていたので行ってみた。

 問題の、最初の渡河の場所は乗用車でも無理すれば渡れるくらいまでになっていた。さすがに温泉にクルマの横付けは出来ないが、温泉前の丸太の橋は以前より数メートル下流につけられている。

 道の崩壊によって入山者が減り、秘境色を取り戻したかに見えた岩間温泉だが、これで台無しである。しかもこれは某製紙会社が森林伐採をするために施された補修のようだ。早朝から大型トラックが何台も岩間温泉の更に奥に入り込んでいった・・・。


ジムニーの後ろは最初に渡る、補修された川

2001.7.17

 林道は通行可。渡河も4WDなら可能。

温泉の状況は前回の情報からほとんど変化なし。相変わらず早朝にも関わらず先客が居て、入浴した後とみえて 何時もは熱いメインの湯船も快適な温度になっていた。

 上流に石囲いで作られていた新しい湯船はより立派なものになっていた。入浴を試みたがかなり熱く、バケツで十数杯 川水を入れたが効果なし。川水をメインの湯に引いているホースから水が出ていて、これを引っ張ってこようとは思ったが、また水が出なくなると面倒なので諦めた(T.T)

2001.7.29

 昼近い岩間温泉は、やっぱり人が多い。見ると、メインの浴槽は左の写真の方々がポンプでお湯を排出して、ブラシをかけ キレイに掃除をしてくれていた。誰が持ち込んだのか、真新しい脱衣用の台やすのこも置かれている。

 一方、湯が溜まるまでの間 上流の新しい浴槽のほうにも入浴しようと試みる方たちも居たので、バケツリレーを手伝う。しかし湯は相当に熱く、埒があかない・・。

 そのうち、メインの浴槽の取水ホースのジョイント部を見つけた方がそれを引きぬくと ちょうどいい位置で こちらの湯にも取水出来ることがわかった。水はメインの方に引くよりも勢い良く噴き出している。ものの10分ほどで入浴可能な温度となり、ついに念願の湯浴みを果たすことが出来ることとなった。\(@^〇^@)/
ようやく入浴できた新しい岩風呂。

 しかし、この時期 アブが多くて、皆 油断をするとたちまち刺されて大騒ぎである。

 メインの浴槽に移ると、まだ半分ほどしか溜まってはいなかったが、アブを警戒して首まで浸かる。水風呂より暖かい程度のぬるい湯だったが、天気が良いので それが実に気持ち良かった。何時もは熱いくらいの温度なので、こんなことは初めてだ。

※岩間温泉に至る林道は台風15号による決壊で入り口付近から通行止めになってしまったが、迂回路により行くことは可能である。
→【ひがし大雪自然ガイドセンター

Top Page 三葉虫標本室 北海道の旅 宮沢賢治への旅