しょうです。
「極大射程」(スティーブン・ハンター)の上巻を読んでみて、どうも読みづらいので下巻を読む気になれず、「秋田殺人事件」を読みました。
なるほど、いつものパターンで安心して読めますね。(笑)
読み馴れているというのは凄いものです。(爆)
しかし、やはり結末はきちんと書かなければいけません!
最後の浅見レポートなるものを是非読んでみたいものだと思います。
およそ、推理小説というものはまず不可解な謎があり、読者をミスリードしながらも、最後には誰にも分かるように論理的に収束する。これが最低限のルールです。
この作品は、その最低限のルールを無視しています。
推理はあるけれど、結末をうやむやにしてしまう。
こんなのは推理小説でもなければ、探偵小説でもミステリーでもない!
ましてや、文学でもありません。
しかし、私はいつのまにかこんな作品に馴らされています。(爆)
いやー、困ったもんだ。(^^; |