〈うつそみの人にあるわれや明日よりは、二上山を弟世とわが見む〉大津皇子の死を悲しみ、姉の大伯皇女が詠んだ歌に隠された意外な事実!?大東広告の社員で24歳になる村久は、清楚で慎しみ深い美人恵津子に憧れ、いつしか二人は恋仲になった。だがある日突然、恵美子は村久の前から姿を消した―。巨大企業エイブルックにまつわる黒い噂。謎の連続殺人。恵津子の出生の秘密。事件をとく鍵は、恵津子が村久に託した一枚の絵に!!東京、奈良・飛鳥を舞台に、古代と現代をロマンの糸で結ぶ、伝奇ミステリー。 角川文庫(本のカバーから引用) |
この本は、いつ読んだんだろうか?実はあまり印象に残ってはいなかったんですよね。 この本のことは、「ミステリー紀行番外編1」で次のように書いていました。 1999.5.29記 |