軽井沢の霧の中で
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父親の死をきっかけに、絵里は老舗の呉服店を畳み、軽井沢でペンションを始めた。
幼い頃からの夢を散りばめた、「アリスの館」の経営は、画家である夫の力を借りなくても順風満帆だった。二年目の春。絵里は頼りない夫を後目に、地元の経理士と恋仲になった。ところが、逢瀬を終えた夜、経理士が殺害され、その日を境に気弱な夫の態度が豹変していく―。(アリスの騎士(ナイト))
4人の女性が避暑地で体験する危健なロマネスク・ミステリー。
○ アリスの騎士
○ 乗せなかった乗客
○ 見知らぬ鍵
○ 埋もれ火
角川文庫(本のカバーから引用)