「紫の女」殺人事件 感想リストへ 
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熱海市・網代の作家・内田康夫の仕事場に、浅見光彦が訪ねてきた。二人で近くの月照庵へお茶に行くと、品のいい和服の女性に姪を助けて欲しいと頼まれた。熱海の和菓子店芳華堂の娘がその姪で、父母がワインで毒殺され、自分も一度死にかかった、という。その幽体離脱体験で、犯人の後ろ姿を見たというが、警察は自殺として信じてくれない。事件の源、京都・宇治へと、浅見はソアラを駆る…。

 

徳間文庫(本のカバーから引用)