竹村、岡部両警部、名探偵・橋本千晶、和泉教授など、浅見光彦以外の主人公たちが歩んだ道を旅しながら、著者のミステリーへの熱き想いに触れる、シリーズ最新作。浅見ファン必読書。 1 「信濃の国」殺人事件―あなおもしろき「信濃の国」(長野)
2 杜の都殺人事件―見栄ない恐怖(宮城・山形)
3 王将たちの謝肉祭―羽生七冠王を予見?(東京・長野)
4 盲目のピアニスト―短編書けない作家(東京・鳥取)
5 軽井沢の霧の中で―「別世界」の虚像と実像(長野)
6 十三の墓標―仰げば尊しわが師の恩(福島・佐賀・京都)
7 北国街道殺人事件―内田作品の神髄をついた名解説(長野・新潟)
8 追分殺人事件―日本人の心を描く推理小説(長野・東京・北海道)
9 少女像は泣かなかった―宗教なんかこわくない(神奈川・山梨・東京)
10 湯布院殺人事件―こころならずも「罪」を犯す作家(大分・熊本)
11 釧路湿原殺人事件―北海道七泊八日の旅(北海道)
12 死線上のアリア―最後(?)の短編集(東京・長野・千葉)
光文社文庫(本のカバーから引用) |