浅見光彦のミステリー紀行第8集 感想リストへ 
本の紹介リストへ 
1 姫島殺人事件―取材から膨らむ予期せぬ物語(大分)
2 崇徳伝説殺人事件―「安楽死賛成論」対「死刑廃止論」(香川・京都)
3 皇女の霊柩―誰にも言えない恐ろしい偶然(長野・岐阜)
4 遺骨―逆境にめげない不屈の作家魂(兵庫・栃木・山口)
5 鄙の記憶―カラのバケツが満杯になる不思議(静岡・秋田)
6 藍色回廊殺人事件―吉野川可動堰問題に一石を投じる(徳島)
7 はちまん―教育が国民をスポイルする不思議な国(長野・秋田・高知)
8 黄金の石橋―「名探偵」から「名探偵」への捜査依頼?(鹿児島・熊本)
9 氷雪の殺人―覚悟のない甘えん坊の政治家・財界人(北海道)
10 ユタが愛した探偵―沖縄に花を咲かすのは国と国民の義務(沖縄・滋賀)


「通り過ぎる風景の一つ一つに名残惜しいものを感じた。―こういう職業をしているお蔭で、日本中のいろいろな土地を訪ねる旅ができるのは幸せなことだ」(著者)。作品の執筆スタイル、個性派編集者との取材旅行の裏話、浅見光彦たちに語らせた現代社会への思い。小説を読む前でも後でも楽しめるファン必読の光彦ガイド!軽井沢の先生、書下ろしエッセイ。