MONGOOSE フォーク交換
ヘッドセット交換
ROCK SHOX 2002SIDへの交換です。
装着されていたフォークはRST MOZO Hi5改。ヘッドパーツはCANE CREEK S5。
ヘッドパーツはそのまま移行するので、フォークに付いた玉押しを取り外して、新しいフォークに圧入するだけ。
RSTのダブルクラウンフォークですから、下玉押しの取り外しに特殊工具は要りません。
コラム固定の六角ボルトを1本ゆるめて樹脂ハンマーでたたけば変形させることなくまた、一切傷つけることなく外せます。(シングルクラウンではこうはいきませんが・・)

また、CANE CREEK S5の下玉押しはステンレスの削りだし品で肉厚もあるため、変形するなどということもありません。エラも張っているので、シングルクラウンから取り外す際もしっかりと治具がセットできるので、よほどのことがない限りはスモールパーツとして購入することも無いでしょう。
ハンドル高さは交換前の状態で各部寸法を調べておけば、ほぼ一発で位置も出るでしょう。

安全策としては、少し長めにしておいてポジション決定後に再度カットするという方法がお薦め。
サスストロークが変わるのであれば、長めにしておかないと後で困ることがあります。
僕の場合、ストロークは7mmの違いとクラウン部(玉押し部〜ホイール芯)・上クラウン等の有無での寸法の違いを計算したうえで位置出し。具体的には5mmのスペーサー追加でOKでした。

Fフォークは、新品状態では本来の性能を発揮していなかったため、即分解及び合わせてトラベルの変更作業となったわけですが・・・。余談ですが、このS.I.D、右アウターレッグの上部右側(要は一番目立つ部分)に8mm径ぐらいの大きな傷(下地まで達するくらいの塗料のはがれ)があり、アウトレット品と表現するべきなのか、新品ですが目立つ傷有り商品のため、激安でした。(半額なんてモンじゃありません。もっとすごい・・・)

オーバーホールのページでも記入していますが、このフォーク、メンテナンスフリーというわけではありません。レース・街乗りを問わず、定期的な点検整備・分解整備が必要です。
いい状態に保つためには仕方のないことですが、メカ好きの方には苦にならないでしょうから、そういった意味でも非常にいいフォークだと思います。
(インプレッションは各人感性の違いがあるので、ここではメカ的にいいということです)
初期作動・動き・調整項目等、非常に満足。加えて軽さも・・・。
SIDです。ポンプは付属していません(画像内ポンプは手持ちのDNMブランド品)。
そしてアウトレット品!
CANE CREEK S5の下玉押しを圧入します。自作治具使用。他ページでも出てきますので、省略。
仮組でコラムカット位置を出します。
僕の場合、すでに計算してあったので、容易に位置が決定。この状態でポジションを確認すればいいですが、実際に乗る場合はこれではちょっと危険すぎます。
パイプカッターでカット。
ソーガイドと鉄ノコで切った方が切断面のふくらみが無くていいんでしょうね。この場合は外径面取りという工具があるので、そいつで面を取ればふくらみ部はきれいに修正されます。
こちらは内面のバリ取り。とてもきれいな状態にできます。組ヤスリよりはお手軽で良いでしょう。
スターファングルナットではなくマルチプレッシャーアンカー(クワハラ)。
これの取付は添付の説明書どおりに行えばOK。
説明書どおりに付属の取付スペーサーを間に入れ、キャップを付けて下まで押しつけます。
参考:S5圧入時の画像です。
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