MONGOOSE Amplifier 2 TEAM
2002.11.11現在
12.0kg
MONGOOSE Amplifier2 TEAM(NICOLAI)です。アンプ社とのコラボレートモデルで後にドイツのフレームビルダーとなるニコライさんが設計したフレームだったと思います。
アンプバックサスに加え、角バックステー、独自のプッシュプル式ダンパー等の仕様。Amplifier2自体もマイナーチェンジが多く、細かい部品(特にRダンパー)の仕様変更やチェンステー・シートステー、Rサスの固定方法等・・・、結構好き勝手に変えてくれました。
特にRサスは、プッシュプルという凝ったメカニズムに加え、日本国内には存在しない規格のロッド径(19mm)を採用するなど、アフターパーツ(オーバーホール部品)に困る仕様です。
イーストンアルミを使用し、ポリッシュが美しい(眩しい)フレームです。
その昔、リー・ドノヴァンも乗っていました(マングース時代)。日本のパンフレットにもサングラスをかけてにこやかに笑っていますね。
当時の本国カタログには完成車として載っていたのですが、日本の代理店ではフレームのみの販売となっていました。
今となっては設計も古く、中途半端な感じですが僕は気に入っています(アンプバック形式が好き)。
かなり贅沢な部品構成になっている割には、完全街乗り仕様。というか、子供といっしょにお出かけ仕様です。
もともと(現在も)メカニックですので、レースはやりません。(中学時代に鈴鹿で行われたサーキットでのレースには出た)
部品選択基準は、自己満足度・見た目(自分好みのデザイン)・見栄です。
設計屋(自動車ですが・・)・技術屋ですので、商品を見れば材質・仕上げ・機構が理解でき、それが自分の考える適正価格(当然先に述べた自己満足度等も)であれば、無理してでも買います。
自動車や単車、方向性が違いますがスポーツではスキーあたりはレース用を初心者が扱うということは技術(技能)的に不可能だと思います。しかし、自転車のコンポーネンツはレース対応品でも初心者や街乗りで使用してもまったく問題がありません(あてはまらない部品もありますが・・・)。
そんなわけで、僕の自転車は無駄も多く、オーバースペックなところもあります。
しかし、現在の状態で技能的に乗れないということもないし、操作・乗車中に不具合があるわけでもありません。
自転車を組み立てる、修理(OH含む)する、改造する、ワンオフで部品を作る・加工するといったことが好きなので、これからも手を加えていくし、突然別の自転車を組み上げるといったことも充分あると思っています。
(記事作成:2002.8.1)
※画像内重量表示は、家庭用体重計(0.2kg単位)によるものです。古いフルサス車なので、まあまあといったところか?
SPECは2003.11.30現在のものです。 MONGOOSE最新DETAILはこちら。