行ってきました (1)
2003年10月上旬 午後   晴/曇 、無風、平水
越辺川 毛呂山町 越辺川橋付近

 渓流は禁漁になり、オイカワで遊ぶシーズンがやってきました。今日は風がないので越辺川に出かけてみました。

 越辺川橋に着くと2台の車が止まっていました。1台の脇には年輩の方が立っていて釣りではなさそう。もう1台は空でした。
 川を見ると上流の方で投網をしている人が見えました。上流へ移動していきます。都幾川でも見たことがありますが、何を捕っているのでしょうか?。小さい川なので、総ざらいしない程度にお願いしたところです。

 それにしても投網の直後とは、今日は憑いてないな〜。でも、釣り人がいないから、まぁいいか。
 川面を見ていると、数は少ないけれどライズが出ています。これなら少しは遊べるかも知れません。
 投網が通り過ぎてから間をおくためにのんびりと準備を始めました。風がないので自作のふにゃふにゃバンブーロッドを出しました。このロッドはこんな条件の良い(無風の)ときにしか使えませんのでね。

 このポイントは水深が浅く、殆ど止水に近い流れです(左写真)。川底は泥(ヘドロに近い)が堆積しているところがあり、石は滑りやすい状態でした。これが里川ですね、渓流とは全く違う環境です。
 まずは1投目、下流側にキャストしましたが狙ったところまで届きません。久々の柔らかいロッドにタイミングが合いませんでした。
 扇状にポイントをずらしていくと、フライが着水したと同時にアタックしてきます。合わせは小さく、ほんの少しだけフライが動く程度(渓流と同じ合わせの強さでは、オイカワは宙を舞って後ろに飛んでいってしまうからです)。すると手元に魚の動きが伝わってきます。小さい魚でもよく走ります。ふにゃふにゃロッドを使う最高の瞬間です。

1尾目 11cm

12cm
 1尾目は11cmのオイカワでした。取り敢えずイワナ調査用の撮影ケースに入れて記念撮影(写真左)。数年前にここで釣ったオイカワは、体に黒いブツブツができていて気持ち悪かったのですが、今日のオイカワはブツブツはなく、綺麗な虹色に輝いていました。水質が影響するんでしょうか?。

 川底には新しい足跡が続いていました。投網の人のものでしょう。ヤマメやイワナが相手では、人が通った直後ではこうして遊ぶことはできません。これもオイカワ釣りの良いところですね。

 釣れたのは8cm〜12cmのオイカワのみで、外道は無しでした。

 殆どはフライが着水した瞬間に出ます。流れが無いので、5秒待って出ない場合は次のポイントへキャスト。水面に波を立てると魚が警戒してしまうので、ラインはゆっくり引き寄せ、ポイントを外してからピックアップします。川の中での移動(歩行)も極力少なくしました。そのお陰で長時間遊べたと思います。

 投網を見たときはガッカリしましたが、ライズはポツポツですが広い範囲に出て、まずまずの釣行でした。オイカワはおもしろいですね。
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