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 荒川 支流2 (2004年3月11日)
今年は2月後半に暖かい日が続いたのですが、解禁になると真冬のような寒さに戻り、暖かい日になるのを待っていました。今週になって気温が上がってきたので、これは行くしかありません。

今日は暖かくなるが午前中は南の風が強いとの予報だったので、風を避けて昼前から川に入ることにしました。
場所は昨シーズン最後に釣行した荒川の支流2です。その時にチビヤマメが多かったので、半年の成長が楽しみでした。

自宅を出て正丸トンネルの手前まで来ると、車の温度計(外気温)は20度になっていました。道路脇の杉からは花粉が黄色い煙のように飛んでいました。花粉症でなくてよかったー。
10:30に支流2へ到着。気温16℃、水温5℃。

使用するフライは当然ドライフライです。渓魚が水面を割ってバシャ!と出る瞬間を楽しみたいからです。これがフライフィッシングの醍醐味だと思います。いつものパラシュートを付けました。

緩やかな瀬、大きな淵をゆっくりと楽しみながら釣り上がりましたが、なかなか魚の反応がありません。
水量はやや減水ぎみで、川底の石は苔(藻?)に覆われていました。水面に顔を出している石や川岸には枯れ葉や枯れ枝が多く、これがフライやティペットにからみついてトラブルが多発しました。一度増水して川を綺麗にして欲しいですね。

川底の苔(藻?)
このトラブルと魚の反応が無いのが重なってイライラしてきました。そんな時です。川がクランク状に曲がったところの淵で、フライから50cmほど離れたところで水面がもこっと浮き上がったのです。ようやくライズが出ました。水面直下のエサを食べたと思い#20のフローティングニンフに替えました。しかし全く反応無し。ユスリカがいくつか飛んでいたので#24ミッジドライに替えましたがこれも無視されました。荒川冬季ニジマスC&Rでもそうでしたが、ゆったりした流れのライズを釣るのはまだまだ未熟です。(涙)

気分転換のため昼食にしました。河原の石に腰を下ろしてむすびを食べていると、周りでかなりの数の黒いクモ(1cm位)が走り回っているのが目に入りました。クモは水に浮くので、これはフライパターンによさそうな気がしました。

昼食が済むと休むことなく釣りを再開しました。まだ魚の顔を見てないですからね。直ぐに大きな堰堤があり、ここは一端道路に上がってかわしました。

初めてフライに反応があったのは、この時期にこんな所でと思える浅瀬(左画像)でした。
次のポイントへと移動しているときに、フライを水面に落としながら歩いていたらフライの付近が一瞬白く光ったような気がしたのです。足下を気にしていたのでフライの方は注意が散漫でした。もしかしてと思い、繰り返しフライを流したら5投目くらいにヒットしたのです。場所が場所だけに小さい!。
近くまで寄せてロッドを立てながらデジカメを取り出そうとしたらバレちゃいました。バーブレスフックなのでナチュラルリリースになってしまったのです。ようやく今シーズンの1尾目に会えたと思ったのに(涙)。出足悪いな〜。

でも、ここからは魚が多くなりました。

これが今シーズン撮影できた最初の1尾。
右写真の中央より少し下流(左)で出ました。

毎度だけど、可愛い(小さい)な〜。
半年前(このレポート)と変わらないサイズ。
この川は、冬の間は成長しないのかな?


季節とは関係無しに使用するパラシュートフライ
ですが、浅いところでの反応はまずまずでした。

本当なら(右画像)中央の流れから出るはずですが
今日は右の狭い所から出ました。
(中央より右の白い石の更に右)
午後2:30になると気温は21℃まで上がっていました(開始時から5℃上昇)。でも水温は6℃止まり(同じく1℃)。水温は簡単には上がらないですね。
後半はドライフライへの反応も良く、半年ぶりの渓流を楽しむことができました。
今年もドライフライに拘って行きたいと思います。
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