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 荒川 支流5 (2004年4月6日)

前回の支流4(3/17)ではイワナに会えなかったので、今回は支流5に行ってみました。
12時近くになって広場の前に着きました。支度をする前に昼食にしました。すると軽トラックが上流に向かって行きました。作業か?釣りか?。平日ですが途中にも何台か車が止めてあり、釣り人も見えました。

気温19℃、水温7℃。
先週は何日か雨が降ったので、渇水はクリアーしているようです。

日差しが眩しく感じます。釣り始めると風が強くなり、狙ったポイントにフライがいきません。それどころか木の枝に引っ掛かったり、落ち葉や枯れ枝にからんだりで、次第にイライラしてきます。気を休めるためにペットボトルのお茶を一口飲みました。

最初に魚が顔を出したのは小沢が流れ込んだところでした。
1投目は横から流れ込んで波立っているところにフライを落として流しましたが反応無し、2投目は少しポジションを上流に変えて奥の流れ込みから流すと、横から合流する手前でヒットしました。
ヒレがきれいな、天然か稚魚放流のヤマメでした。
1尾釣れると落ち着きますね。
ここ(右画像)では、右の2つの石の間から流すと、倒木の前で同じサイズのヤマメがヒットしました。

魚が着く場所は、エサ(流れ)が集まる奥の速い流れの下流側(画像は左が下流)の泡の下が良いと思えますが、手前のゆったりした流れから出たのはエサの捕食が楽だからなんでしょうか?。
水温が上がると着く場所が変わるかもしれませんね。
いくつかの大きな岩が流れを囲んでいるところがありました(下左画像)。下流からロッドを立てて狙います。すると、波が消えるあたりでヒット。今までとは違った強い引きでした。サイズはまずまずですが体色が濃く、小さな傷が目立ちます(下右画像)。成魚放流のヤマメでした。
このヤマメは腹に小さな黒点が多く散らばっています。以前、この支流のイワナ調査で釣ったヤマメも同じように黒点が多かったです。この川の特徴なのでしょうか?(秩父漁協では地元のヤマメのメスを採卵用の親にしていると聞きました)

次第に風が弱くなってきました。
見上げると川沿いにある道に軽トラックが見えました。その先に釣り竿を持って車に近づく人がいます。昼食中に通り過ぎた軽トラックの人が帰ってきたところのようでした。やはり釣りだったか。エサ釣りは早朝だと思って昼からの釣りにしたのですが、当てが外れてしまった。時間をあけるためにゆっくり上がることにしよう。

しばらく行くと、プールで魚が隠れるような沈み石がある絶好のポイント(下画像)に出ました。右の岩の横にフライを落とし、ゆっくり流してくると予想通りヒット。これも成魚放流のヤマメでした。ここは先行者の影響はなかったようです。
でも、プールでヒットするのは久しぶり。このパラシュートはプールでも使えるんだと再認識。
河原の砂に丸い足跡がありました。
秩父には鹿が多いのですが、鹿の足跡は2本爪が特徴で、こんなに丸くはないはず。もしや!「クマ」?。

そんなに古くない足跡なのであたりを見回しましたがクマの姿は見えません。
こんなときの単独釣行は心細くなりますね。
数年前、浦山川支流のイワナ調査中に小グマとはち合わせになったことがあります。それまでは自然のクマを見たことがなかったので、同行者が後ずさりしているのに私は近寄って写真に納めました。

小グマは落ちているエサを食べていましたが、こちらに気が付くと(左画像)走って山の上へ逃げて行きました。その後で「小グマの近くには母グマがいて、小グマを守るために凶暴だ」との話を思い出し、冷や汗が出たのを思い出しました。そのときは幸いにも母グマは出てこなかったので助かりましたが。

そんなわけで、ここからちょっと早足になってきました。川も浅瀬が続きポイントが少なくなったので一気に進みます。
大きな沢の合流点が近づいたところにプールがあり、プールは反応がありませんでしたが、その上の瀬でヤマメがヒットしました。サイズは1尾目と同じくらい。

辺りが薄暗くなり、沢の合流点から道にあがれるので納竿することにしました。
車に戻ると鹿が逃げていきました。急に大きな鳴き声をあげながら走るので、こっちが驚いてしまいました。クマでなくて良かった。
鹿は仲間に知らせるためか、かん高い声で鳴き続けていました。

今回もヤマメのみでイワナに会えませんでしたが、手応えのあるサイズが出ましたので楽しめました。朱点のイワナを求めてまた来たいと思います。



我が愛車が作業車疑惑!?

支流5方面に向かうのは3週間前(3/17)に続いて今シーズン2回目でした。前回と同じところでR140から分岐したのですが、そこには前回は居なかった若い警備員が立っていたのです。こんなところで何しているのかと思いながらも制止されなかったのでそのまま進みました。しかし、ちょっと気になったので通り過ぎてからルームミラーを見たら、なんとゲートを閉めているじゃぁないですか。えっ?3週間前にはゲートは無かったぞ。どうして閉めるの?。

不思議に思いながらもそのまま進み、曲がりくねった細い道を走ってようやく出口に付くと、入り口より遙かに大きいゲートがありカギが掛かって警備員がいないのです。ゲートの先には新しい橋があり、その分岐点は固定のバリケードで塞がれてました(汗)。

近くで作業している人に尋ねたら、「ここは作業者以外は入れないよ。こちら側からは出られないから、入ってきたところまで戻るしかないな」と言われてしまいました(涙)。

入ってきた分岐点では「関係者以外進入禁止」等の看板も目に入らなかったし、第一、あの警備員はどうして止めなかったんだ?。俺の車は4WBだけど作業車じゃぁないぞ!。(でも、ちょっと間違いそうだけど・・・)

途中のダンプ出入り口ににいた警備員も、ダンプが来るので俺の車を止めて、ダンプが通り過ぎたら「行け」の合図をしていたし、途中ですれ違った作業車は、狭い道なので待っていると挨拶して通り過ぎていったし(何度も)、我が愛車はだれも一般車と思ってなかったぞ!。(そんなにこの現場に溶け込んでいたのか?)

しかたなく戻ると(約7km、遠い!)、さっき入ったゲートは開いたままで警備員が見えません。どうなってんだ?と思いながらゲートを通過するときに警備員を捜したら、少し離れた空き地にしゃがみ込んで弁当を食べてました。まだ11時だぞ、ちゃんと仕事をしろ!。また一般車が入るじゃぁないか!!。

みなさん、注意しましょうね。(って、誰も入らないか)


この分岐点を直進してしばらく行くと、新しい分岐点がありました。新しい道はトンネルが多く、直線的になったので走りやすかったです。
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