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 荒川 支流1 (2003年9月7日)

R299で秩父方面に向かうと正丸トンネル手前で霧雨が降ってきました。広葉樹は葉の裏側が見えて風が強そうでした。家を出るときは曇りで釣り日よりだと喜んでいたのですがガッカリ。秩父に着いて山を見渡すと、低い雲と霧に覆われて麓しか見えません。そのため支流1は後回しにして、先に荒川C&Rの様子(記事へ)を見てからにしました。

ということで、16時ごろ目的の支流1にやってきました。でも、まだ霧雨・・・。風はちょっと弱まったかな。
駐車スペースに着くと釣り人の車は無く(ですよねー、この天気とこの時間では)、これなら魚の反応が良いだろうと気持ちを切り替えました。

川へ降りたところでは良いポイントでもフライに反応が無く、「ここは誰もが竿を出すところだからしかたないな」と、上流へ移動しようとしたら、脇の小さな流れの中で魚が走って逃げました。先日の多摩川支流(記事へ)でも同様でしたが、良いポイントからは魚が間引かれ、小さなポイントへ逃げた魚が残っているのかなと感じられました。


(写真をクリックすると拡大写真になります。 ブラウザの「戻る」で戻って下さい)

この区間は木が覆い被さるところが多く、後ろのスペースが無くてキャストできずにパスせざるを得ない場所があります。そんな中ようやく開けた場所に出て、深さもある絶好のポイントが現れました。でも、ここまでの好ポイントは魚の反応が無く、ここも期待はしていませんでした。

流れ込みの泡が消えたところにパラシュートフライを落とすと、50cmほど流れたところでパクリ!。すかさず合わせると#3のロッドが綺麗なカーブを描いて、ロッドを持つ手には心地よい抵抗が伝わってきました。

これでも開けた場所です
予想以上に引きは強く、下流へグングン走っていきます。
暫くして水面に顔を出したのは23cmほどのヤマメでした。開けた場所から出たヤマメにしては、パーマークから背中にかけて茶色を帯び、9月の初めだというのにサビを感じさせる色合いでした。

好ポイントにも魚が残っていることを確認できて楽しくなってきました。

体高のあるヤマメ

(白い点は雨がストロボの光に反射)
それから暫くの間は10cm程度のヤマメが数匹出ただけで、それも小さなポイントからでした。

左画像(大き目の石の上)は木の枝が覆い被さり、サイドキャストでしか振る事ができないポイントで、なかなか思うところにフライが飛んでくれませんでした。小さいポイントなのに5〜6投目だったでしょうか、このエリアの最上流部でヒット。


今回の中では まあまあのサイズ
エサを補食するには下流側の方が有利なはずですが、予想に反したところから出てきました。

得意技(?)「釣れちゃった釣法」
ポイントを流しきってフライが次の落ち込みに流れてしまう直前にピックアップしたら、あらら、釣れちゃった!。魚が出たから合わせたのではなく、次のキャストのためにピックアップした瞬間に魚が出て掛かっちゃったてこと。みなさんもそんな経験はありませんか?。エリアの最後の所でエサを待っていることが多いんですよね。良型が出ても、こんなときの気持ちはブルーになっちゃいますけど。
霧雨が強くなり、首の後ろが濡れて冷えてきました。今日は短い区間でしたが、楽しめるサイズのヤマメが残っていることを確認できたので、ここで終了することにしました。できればこの前後の区間にも入ってみたいと思います。しかし、禁漁日まで残り少ないのでどうなりますことやら。
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