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 笛吹川 本流 (2005年6月21日)
今まで釣行した中の最上流区間に入りました。
100mも行かないうちに大きな橋に着き、ようやく小さなポイントから魚の反応が出てきました。すると、橋の脇の小道をフライマンが1人下りてきます。目があったので軽く会釈して釣りを続けたのですが、こちらに近付いてきたので声を掛けてみました。
「ここには良く来るんですか?」
「年券を買って良く来きます」
しばらく釣り談義になりました。釣り好き同士だと初対面でも話がはずみますね。
本流は稚魚放流のみなのでヒレが綺麗なんだとのことでした。

話をしていると5〜6人の若者が下りてきて、川を覗きながら上流へ向かっていきます。手ぶらなので釣りではなさそうですが、場所を荒らさないで欲しいナ〜。まあ、しかたないけどね。

フライマンは下流に行くとのことで別れました。
釣り上がりますが魚の反応はありません。若者が下ってきて帰っていきました。

浅瀬の石の上をポンポンと軽快に渡っていた、つもりでしたが、途中の石が動いたためにバランスを崩し、オットット・ドテッ!。
みごとにこけちゃいました。幸いにもロッドは手を付く直前に離したので折ることはありませんでしたが、膝がちと痛みます・・・。
自分の体より道具をかばってしまうのは貧乏性だから?(^^;
ティペットを交換していると黒い蜂にに似た虫が寄り付き、追い払ってもまたたかります。面倒なので無視していたら指をチクリ!。刺したのか、噛みついたのか?。腫れることはありませんでしたが、しばらく痛かったです。
どこかへ飛んで行ったのですが、しばらくしたら今度は腕にチクリ!。頭に来たのでバックにたかったところを帽子で叩いてやりました。 ☆ \ (`´メ

今日は暑くなるというし、やぶこぎするところもないので半袖のシャツにしたのですが、これが失敗でした。渓流釣りは長袖ですね。


アシナガバチも河原の岩に巣を作っていました。
これから秋にかけて刺激しないように注意が必要です。
その後もキャスティング練習をしているかのように進み、見覚えのあるポイントに到着。
岩の向こうの緩やかな流れにフライを流すと、岩で見えなくなる辺りでライズが出ました。そしてヒット。
ライズの出るポイントも手応えも前回と同じでした。ラインを引いて近づいてくると、やはりあのニジマスです。(5月の釣行記

今回も挨拶に出てくれました。お前は可愛いやつだ。でも少し学習能力が足りないぞ、同じフライに騙されるなんて。
川が広くなり、小さなプールに着いたときに丁度正午でした。魚の反応も悪いしそろそろ昼飯にしようかと考えながら目の前のプールの中央にフライを落とすと、底からゆっくり近付く陰がありました。しかし、直前でUターン。
それじゃぁもう一度ですかな?とキャストすると、少し右にずれて落ちました。ゆっくり流れていたら、1mくらい離れたところから猛スピードでフライに近づく陰がありました。すごい!と思った瞬間にはライズがあり、あっさりと釣れてしまいました。これもニジマスでした。

ここよりずっと下流でイワナが釣れる川なのに、なんでニジマスが連続ヒットするの?。
河原の石に腰を下ろしてむすびを食べ、休まず進みましたが前回(1ヶ月前)のような魚の反応はありません。
予定の終了ポイントには遠いのですが、諦めて車まで戻りました。


下流へ移動しました。
しかし、瀬もプールも生体反応なし。
通り過ぎたプールに小さなライズ?と思ったら、追い打ちをかけるように雨が落ちてきたからでした。少し急ぎ足になります。
幸いにも雨はすぐに止みました。
今日はもうダメかと諦めかけてきました。
ここも良いポイントなんだが、広い範囲にフライを流しても反応無し。上流側に移動し、そのポイントの上流にある岩の横を流れる次のポイントを攻めるために岩に登ろうとして、一端フライを今攻めてきたポイントに仮置きし、岩に足をかけたらフライにライズが!。
慌ててロッドを立てると重さが伝わってきます。なんとイワナがヒット。
本日初のイワナだが素直に喜べない。当然だよねー。

下流から隠れるようにしてあれだけ攻めたのに出なくて、私が丸見えのところで動いていて、適当に投げ出したフライに出るなんて!。魚の気持ちは解りません。
あのときの格言ですかね「とりあえずフライを流す」ってやつ。でも納得いかないなー。まだまだ修行が足りないってことでしょうけど(半笑半涙)。
空腹だったようです。
あまり載せたくなかったのですが、まさるちゃんが比較のためにフライも入れて欲しいと言うので入れました。

ストマックの調査は、フライをチョイスするためではなくてHPに載せるためだけなんです(汗)。
下の画像でも分かるように、このフライを使い続けました。

(ストマックは拡大画像あり)
上の事件(?)が引き金になりました。
ストマックを調べてから岩に登り、流れの手前にフライを流します。反応がなくドラグがかかったのでピックアップしたら、魚の陰がフライを追い始めていたところでした。その陰はフライの動きに異常を感じたのか、流心の向こう側に逃げていきました。

まだフライを銜えていないのでイワナなら出るかもしれないと思い、ドラグに気を使いながら流すと、なんと、本当に出てくれました。
ヒット!。今までの苦労は何だったのか?。急に楽しくなりました。
魚を下流に誘導してくると、イワナではありません、ヤマメでした。ヤマメでもこんなことがあるんですね。(右上画像は、跳ねて逃げる直前)


このヤマメはいろいろ食べていました。
あのフライマンも言ってましたが、笛吹川の魚はヒレが綺麗ですね。

これだから引きも楽しめます。
ストマックを見てビックリ。ニンフばかりです。

なんとまあミスマッチなフライに出てくれたことか。感謝、感謝。
この後、終了ポイントまでの約20mの区間で、同じサイズのイワナが連続ヒットしました。

時計を見ると6時前。日中は隠れていてこの時間になってエサを食べに出てきたんでしょうかね。
まだ明るさが残っていたので、トンネルに向かいながら中間のポイントへ入ってみました。
残念ながら楽しいことは続きませんでした。チビが数尾遊びに出てくれただけ。
魚が残っているポイントは限られてしまうんでしょうかね。

今日はいろいろありましたが、最後に綺麗な魚に遊んでもらって良かったです。
また来たいと思います。
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