バックアップのススメ
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大切なファイルはコピーを取っておきましょう(バックアップ)
自分で作ったファイルは一度壊れてしまうと、二度と復元する事ができません。予期しないトラブルやウイルス感染に備えて、バックアップをしておきましょう。
大切なファイルはバックアップしましょう
パソコンのトラブルで一番怖いのは、重要なファイルが使えなくなってしまう事です。
市販されているソフトとは違い、自分で作ったファイル(文章ファイル・表計算ファイルなど)は壊れてしまうと取り返しがつきません。大切なファイルやデータは必ずバックアップしましょう。

バックアップの基本
(1)バックアップは、最低月に一回
バックアップとは、何らかの方法でファイルやフォルダ、データ等のコピーを取って置くことです。最近は大容量の保存媒体が普及してきているため、バックアップもかなり手軽になってきました。
最近の主なバックアップ方法としては、重要と思われるファイルやフォルダを丸ごとFDやCD-R、CD-RWやMOなどにそのままコピーをするのが最も一般的な方法です。
バックアップは、非常時にファイルを復元すための一番簡単で確実な方法です。仕事にパソコンを使う人や、重要なデータを扱う場合には、最低1ヶ月に1回はバックアップするように心がけましょう。

(2)PC本体外に保存
バックアップはPC本体に保存するのではなく、必ず外部メディア(FD,CD-R,CD-RW,MO等)に保存するようにします。(PC本体に保存していると、ウイルス感染した場合にバックアップも感染してしまいます。)

(3)二系統で保存・管理
さらに、バックアップは一ヶ月置きに、異なるモノに保存します。 たとえば、FD1とFD2を用意して、偶数月はFD1に、奇数月はFD2に保存するようにします。(これも、ウイルス感染の場合に、知らない内にウイルス感染したファイルをバックアップして、ファイルを失わないようにするためです。)

ちょっとした心がけで、最悪の事態を回避することが出来ます。PCウイルスで世間が賑やかな近頃は、特にバックアップが重要視されています。

バックアップするべき、主なファイル
・自分で作った、重要なファイル・データ ・お気に入り/ブックマーク
・重要な送信メール/受信メール ・アドレス帳
・メール アカウント ・日本語変換辞書ファイル
 ※ファイルを保存するフォルダを一ヶ所にまとめておくと、バックアップに便利です。
 ※保存したファイルのソフト・バージョンや保存形式などもメモ、表示しておくと後で便利です。


バックアップの主な手順
(1)バックアップするファイルを整理する
まずは、必ずバックアップするべきモノと、できればバックアップした方が良いモノとを分けましょう。
また、フォルダの保存先を最初から分類しておけば、作業を簡単にする事ができます。

(2)保存媒体を用意する
バックアップ保存しておくための媒体を用意します。保存媒体はFD、CD-R、CD-RW、MO、外付けHDDなどが一般的です。最近はDVDメディアも普及してきていますので、保存する容量にあわせて選びましょう。
CD-RやDVD-Rは、書き込みが一度しか出来ませんので、長期保存や書換えの無い場合に向いています。

(3)バックアップ方法の検討・確認
バックアップの方法には、大きく分けて二通りの方法があります。
A:単純にコピーを作成する
初心者は場合は、この方法が最も簡単で、最も確実な方法と言えると思います。具体的には、FDやMOなどに「コピー&貼付け」で単純にコピーするか、CD-RWなどにライティングソフトでファイルのコピーを作成します。この方法であれば、PC間の機種による違いや相性などは殆ど考える必要がありません。しかし、圧縮などをしないため、保存枚数などが多くなってしまうのがデメリットです。また、パケットライトソフトを使ってバックアップを作成した場合は、他のPCでの読み取りには別途にソフトが必要になる場合がありますので、注意が必要です。

B:バックアップ用のソフトや圧縮ソフトを活用する
データ容量が大きい場合や保存媒体に入りきらない場合は、バックアップに便利なソフトを使う方法が一般的です。バックアップに良く使われるソフトにもたくさんの種類と特徴があります。
主なソフトの分類は「MSバックアップ」などのような、バックアップ専用のソフトが最も一般的です。また、「圧縮ソフト」を使うと、大きなファイルを小さな容量にする事ができます。さらに、最近は「イメージファイル作成ソフト」と言うものもあり、メーカー製のPCに付属してくるような、「リカバリーCD」を自分のオリジナルで作成することが出来るソフトなどもあります。また、特定の会計ソフトやデータベースのソフトには、そのソフト自体のバックアップ機能があるものも有ります。

バックアップの方法と特徴
分 類 方法 メリット デメリット 記 事
単純にコピーを作成する コピー&貼付け 初心者にも簡単、相性が無い
容量が変わらない、保存枚数が多くなりがち、 FD,MO向けDVD-RAM,外付けHDDもOK
ライティングソフト CD-RW,CD-R,DVD-RW.DVD-RAM,DVD-R向き
パケットライトソフト ファイルをコマメに気軽に保存できる、大容量のファイルも保存が簡単 読み出しにソフトが必要な場合がある CD-RW,CD-R向き
ソフトを使用する バックアップソフト 保存容量が小さくなる、大容量の保存向け、フリーソフトやOS標準機能などで入手が容易 読み出しにソフトが必要な場合がある、保存に制限がある場合がある FD,MO,外付けHDD向け
圧縮ソフト 個別にファイルを保存するときに便利
イメージファイル作成ソフト PCの状態をそのまま保存できる、大容量向け、 ソフトを購入する必要がある、特定のファイルのみを復元するには不向き CD-RW,CD-R向き
ソフトのバックアップ機能 比較的に操作が簡単、定期的にバックアップしやすい バージョン間での互換性に注意、別途にバックアップファイルをバックアップする必要がある 会計ソフト、データベースソフト、業務管理ソフトなどに多い

主なバックアップの方法としては、CD-RWにライティングソフトで書き込むのが一般的です。また、MOに保存するのも良くある方法です。また、圧縮ソフトを使った場合やパケットライトソフトを使った場合は、バックアップを読み出すのに別途のソフトが必要になる場合が有りますので注意が必要です。

(4)バックアップの実行
いよいよバックアップを実行します。このときには、事前にウイルスチェックやファイル・フォルダの整理と構成の確認をしてから実行することをオススメします。
また、実行前には、スクリーンセイバーやスタンバイ機能、ウイルスチェックソフトなどは終了するように心掛けましょう。バックアップ中に何らかの障害が発生すると、最悪の場合は、ファイルを戻せなくなる場合が有りますので、ご注意ください。

(5)バックアップの保管・管理
さて、無事にバックアップが完了しても、まだ安心はできません。バックアップは保管と管理も重要です。
バックアップのメディアには、ソフトのバージョンやファイルの保存形式、メディアのフォーマット形式などを明記するようにしましょう。また、保存日時を明記する事も必要です。また、複数のPCを持っている場合には、どのPCのモノかも明記しましょう。
バックアップはあるものの、「どのPCのモノか分からない」・「どれが最新か分からない」と言う事の無いように、管理する事も重要です。

明記すべき情報 :印は、必ず明記した方が良い項目です
情報・分類 記 事
バックアップ メディアの情報
バックアップのタイトル ★ バックアップCD001-1/5枚目 A:偶数月 複数枚の場合は、総数も明記しましょう
PCの名称・分類 ★ IBM Thinkpad 1200:個人用 PCが判別できるように明記しましょう
メディアの方式・フォーマット CD-RW:JOLIET メディアのフォーマットを明記しましょう
書き込み使用ソフト Easy CD Creator 4.02 ソフトのバージョンも明記しましょう
バックアップ データの情報
バックアップの種類 定期バックアップ 特別なモノかを区別できるようにしましょう
バックアップ使用ソフト ★ 特になし 使用したソフトの名称とバージョン
バックアップの内容・分類 ★ 個人作成書類・Webデータ バックアップの内容を明記
作成日付・更新日 ★ 第一回目:2002年07月25日 作成日付と回数を明記しましょう
※上記の例は、CD-RWに定期的なバックアップをした場合です。


バックアップで大切なのは、日ごろのファイル・フォルダの整理を行う事ですね。この準備ができていれば、バックアップは特に難しい事は無いと思います。

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いざと言う時のために

いざと言うときに役立つファイル
・Windowsの起動ディスク (windowsの起動や再インストールに使用)
・ウイルス救済ディスク (ウイルス駆除ソフトを使用)


windowsの起動ディスクや救済ディスクを作っておくと、いざという時に大変役に立ちます。作成方法も簡単ですので、作成しておきましょう。


重要な文書は印刷しておきましょう
本当に重要な文書は印刷しておきましょう。もしファイルが無くなってしまっても、印刷したものがあれば、再度の作成も比較的に簡単にできる場合があります。


保存形式やソフトのバージョン、メディアの保存・フォーマット形式を表記しましょう(中級者向け)
バックアップ ファイルはあるものの、そのメディアのファーマット形式やソフトのバージョンが分からずに「開けない」なんて事が希にあります。そんな事が無いように、保存メディアやファイル形式は「Readme」や「メモ」としてメモ帳ソフトで簡単に記入して一緒に保存しておくと便利です。また同様の内容をラベルに記入しておくと、他人にも分かり易く使えます。
・保存ファイルのソフトとバージョン/ファイル形式
・保存メディアのフォーマット形式/バックアップに使用したソフト(圧縮の場合は特に注意)
・保存ファイルの内容/どんなファイルが入っているかなど
・保存した年月日/使用用途など



本当に重要なファイルを保存する時の裏技(上級者向け)
本当に重要なファイル(原本)は、Cドライブ内のわかり易い場所へ半角英数を使った名前で保存するようにしましょう。

もし、何らかの障害によりOS(windows)が起動しなくなっても、MS-DOSで起動できれば、小さなファイルならバックアップする事ができます。しかし、DOS上で使用できるフォルダやファイル名は半角英数で8文字以内の名前でなくてはなりません。万が一の事態に備えて、本当に重要なファイルは自分のわかり易い場所(c:\windows など)へ半角英数の名前で保存しておくと、いざと言うときに役に立つかもしれませんね。

・マイドキュメントは、DOS上からは読み出せません。
・半角英数で8文字以内の名前を付けましょう。
・日本語の名前や全角文字の名前はDOS上で使用できません。
・DOS起動にはwindows起動ディスクが必要です。
「永久保存」にご用心
FDやCD-R、DVD-Rなど、保存やバックアップに使用するメディアは急速に大容量化しています。それを利用して、ビデオや写真・画像などのバックアップ ファイルを「永久保存」するつもりで作成している方も多いと思います。しかし、近年の保存メディアの物理的な寿命は5年程度とされています。紙やプリント写真のように「とっておけば良い」とは行かないところに要注意です。

保存メディアの寿命は5年間
(1)5年に一度はメディアの「お引越し」を..
近年の保存メディアの物理的な寿命は5年間と言われています。それは、データを書き込む表面が、時間が経つにことにより(経年劣化)、剥がれ(剥離)てきてしまうことが原因です。メディアや保存状態によって、その差はかなりありますが、おおむね5年に一度に「書き換え」を行えば良いと言われています。世界に一つしかない大切なファイルです、せっかく保存したのに「読み出せない」ということに成らないように気をつけましょう。

(2)「書き換え」は何回でもOK
保存メディアを移し換える「書き換え」は何回やってもOKです。ここはアナログのメディアと違うところで、何度コピーしても殆ど劣化する事はありません。(厳密に言うと劣化して行きますが、一般的な用途の場合は気にする程度ではありません) この特徴を活かして、「書き換え」は定期的に行いましょう。
※「書き換え」とは、一度ハードディスクなどにコピーして、新しいCDやDVD、FDなどのメディアに保存し直す事です。


環境も大切です
保存用のファイルやメディアは保存場所にも気をつけましょう。
(1)CDやDVDは日の当たる場所に保管するのは厳禁です。
(2)温度の高いところは、ディスクが曲がってしまう場合があります。
(3)温度差が激しい場所は、保存表面の剥離が促進されてしまいます。
(4)湿気の多い所もあまり良くありません。


ここまで言うと、一般家庭だと何処に置けば良いのかわからなくなってしまいますが、一般的なのは、押し入れやCDラック、本棚あたりでしょうか?もし心配な場合は、時々ファイルが正常に読めるかを確認する事をおすすめします。どうしても良い環境が用意できない場合は、「書き換え」を定期的に行うと安心ですね。


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ちょっとしたバックアップをする事で、よりトラブルを事前に回避できたりします。時間はかかりますが、操作自体はとても簡単です。月に一回程度の間隔で行う事をオススメします。最低でも、半年に一回くらいはした方が良いでしょう。
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