ブレーキパッド交換
 
 


慣れればとても簡単です。
 
1、写真1(リヤは写真2)の赤矢印のネジを、マイナスドライバで外します。
 

写真1、フロントブレーキ
 

写真2、リヤブレーキ
 
2、先ほどのネジを外した奥の「パッドピン」(写真3)を、5mmヘキサゴンレンチで外します。
安物のヘキサゴンレンチ1.5mm〜6mmの8本セットでは、堅く締められたネジはびくともしませんでした。しかたなく、ソケットタイプのヘキサゴンレンチ(KTC製)を買い、ラチェットレンチに装着。これでばっちりでした。
 

写真3、先ほどのネジのおくには、パッドピンが。
 
3、これで、パッドを抜き取ることができます。抜き取ると写真4のようになります。このバイクはピンスライド式ディスクブレーキなので、ピストンは片側だけ(赤矢印)です。このピストンを、マイナスドライバ等を使って、テコの原理で、新しいパッドが入る分程度に広げます(ディスク板やピストンが心配なら、ウエスや板等で、保護してください)。また、フロントの場合は、写真1青矢印のネジ(12mm六角)を外してキャリパを取り出して、両手でピストンを力一杯押し広げるという方法のほうが、楽でミスが少ないと思います。
 

写真4、パッドを抜いた後。
 
注意!この時、意味なくブレーキレバーを操作しないように。ピストンがディスクを挟んで、取り返しがつかなくなることがあるらしいです。(そんなこと、怖くてできません!!)
 
4、新しいパッドを確実に取り付け、ネジ等を元の状態に戻して、完成!。
 
5、交換直後は、ブレーキをかけても力が入らずスカスカですが、数回ブレーキをかける(停止中にやりましょう)と、圧力がかかるようになります。また、アタリが出るまでしばらくの間はブレーキの効きが悪いので、ハードなブレーキングはさけましょう。



 
 
戻る