セガサターンのゲーム(評価順)
 
戻る
       1〜10 次のページへ

名前
(メーカー名)
ジャンル
私の評価 説明と感想
エレベーターアクション
       リターンズ
(ビング)
アクション
かなり昔のゲーム、タイトー「エレベーターアクション」のニューバージョンで、アーケードゲームはタイトーから出てましたが、サターンへの移植はビングという会社です。前作と同様、テロリスト達が占拠する高層ビルなどに侵入し証拠物件を入手し、脱出するのが目的。前作のシステムはちゃんと残っていて、エレベーターを使って敵を押しつぶしたり、蛍光灯を破壊できたりと、前作を意識したつくり。それでいて、ちゃんと新しいゲームに仕上がっている。当然格段に操作性もグラフィックもよくなっているし、銃撃戦を重点に置いていて、撃ちまくれるようになった。ハンドガンの他に、マシンガンとランチャーが使えるようになった。また、接近戦では素手で攻撃できるようになった。演出もなかなかかっこよく、まるでアメリカのアクション映画の主人公になったような気分が味わえます。また、3人のキャラクター(カート、イーディ、ジャド)が使うハンドガン、マシンガンに、実在のものが設定されている。カートはグロッグ18とAK47、イーディはベレッタM92FとMP5K、ジャドはデザートイーグルとM60。これはガン好きにはたまらない設定でしょう。ちなみにタイトル画面には、実写取込みっぽいグロッグが出てきます。そして「リターンズ」を最後までクリアすると、前作もプレイできるようになります。まあとにかく、隠れた名作!絶対買い!大おすすめです。
グランディア
(ゲームアーツ)
ロールプレイング
先に言っておきます。このゲーム、まだプレイしたことがない方は、是非プレイしてみてほしいです。私はひさびさに感動しました。ただ、説明しにくいのです。ストーリーに感動したので、ここですべてを説明するわけにはいかないのです。最近のRPGの傾向は、ストーリーは重く暗く複雑に絡み合っているのがウケていますが、この「グランディア」は明るくさわやかで目的が比較的明確です。あまり複雑に絡み合ってないのに、なぜか「広大な世界を大冒険している!」という感覚になるのはすごいです。エンディングは、私は涙はこらえましたが(男の子ですから)、目頭がカッと熱くなるほど感動しました。ゲームのシステムは、それほど斬新な部分はありません。ほとんどの場所で、LRボタンで360度視点を回転できることと、戦闘シーンに特徴があることくらいです。ゲームのウリとしては、ちょっと弱いですね。でも、そんな平凡なところが良いのです。気負わずに、ただストーリーを楽しめるわけですから。とにかくオススメです。
ダイナマイト刑事
(セガ)
アクション
プレイヤーは、サンフランシスコ市警のブルーノ・デリンジャーもしくはシンディ・ホリデイを操り(2人同時プレイ可)、「エターナルタワー」に待ち構えるテロリストたちと戦い、大統領の一人娘キャロライン・ヨーコ・パウエルを救出するのが目的のアクションゲームです。プレイヤーはパンチやキックはもちろん、敵の持っている武器を奪ってそれを使って攻撃できます。武器の中にはハンドガン、マシンガン等の銃器や、デッキブラシや柱時計、テレビ等いろんな物が武器になります。コマンドの組み合わせによる、連続攻撃やつかみ技や投げ技もあります。「ファイナルファイト」系といえばわかるでしょうか。ゲームの雰囲気は、まさにアメリカのアクション映画。派手な演出、殴る蹴る、銃を撃ちまくる!映画の主人公になった気分が味わえます。アメリカのアクション映画が好きな方、ストレスがたまってる方にオススメです。
サクラ大戦
(セガ)
アドベンチャー
「ときメモ」にならび、登場キャラのグッズや登場キャラを使った別ゲームが発売されている、一部で絶大な人気があるゲームです。パッケージには「ドラマチックアドベンチャー」と書いてありますが、「恋愛シミュレーション」と「戦略シミュレーション」をミックスしたようなゲームです。プレイヤーは主人公「大神一郎」となって、政府直属の対降魔組織「帝国華撃団」の「花組」の隊員たち(すべて女の子)とともに、悪の組織「黒之巣会」を倒すのが目的。アドベンチャーパートでは主に、隊員たちとの信頼度を上げたり好意を得たりするのが目的になっていて、「恋愛シミュレーション」的な要素をもっています。そしてエンディングに大きくかかわってきます。戦闘パートでは隊員たちを指揮し、敵と戦っていく「戦略シミュレーション」です。アドベンチャーパートで得られた信頼度は戦闘パートで繁栄され、攻撃力、防御力、移動力に加算減算されます。このゲームの魅力は、TVアニメ的な構成にあると思います。一話ごとに、まずプロローグムービーがあり、その後タイトルがバーンとでてきてストーリーの期待度を高めてくれます。アドベンチャーパート、戦闘パートが終わると必ず「勝利のポーズ」があります。エピローグの後の「次回予告」なんかは、まさにアニメ的で泣かせます。笑いあり涙あり感動ありのオリジナルアニメに、ゲーム要素が加わったって感じです。言い忘れましたが、戦闘パートの難易度は低めに設定されているので、戦略シミュレーションが苦手な私でも簡単に最後まで遊べました。戦略シミュレーション好きな人は物足りないと思うかも知れません。
疾風魔法大作戦
(ギャガ)
シューティング
アーケードゲームからの移植。「魔法大作戦」の続編。前作はスタンダードな縦スクロールシューティングで、この「疾風魔法大作戦」ではそれに加え、レースゲームの要素が加わっています。ストーリーは、ゴブリガン帝国との戦争が終結して一年後のこと、なおも平和にならない国を活気づかせるため国王コードウェナーは「王国縦断大エアロレース」というイベントを企画した。ルール無用なんでもありのこのレース、「勝者には望みの物を与える」という国王のお言葉で集まった9人(内2人で参加が1組)による大サバイバルレースが始まった。といった感じ。それぞれ目的の違う個性的な、8種類のキャラクターから自機を選べます。攻撃方法とスピードが違うので、自分にあったキャラクターでプレイできます。このゲームの特徴は2つ、シューティングゲームなのに敵に当たっても死なないことと、「レースゲーム」の要素があるということです。敵に当たっても死なないけど、もちろん敵の弾に当たったり壁にはさまると、一機失います。ではどのように「レース」をするのかというと、自機を画面半分より上へ移動させるとブースト加速、ショットボタンを押しっぱなしにするとハイパーブーストによる大加速ができます。障害物や敵との接触、もしくは画面下端でレバーを下に入れっぱなしで、減速します。つまりハイパーブースト中は、ショットが撃てないので、攻撃と加速をうまく行わなくてはいけません。このあたりが、このゲームのおもしろいところです。ゲームバランスは、たいへんよく、難易度はそれほど高くないので、だれにでもおすすめできます。
ゼロヨンチャンプ
DooZy−J Type−R
(メディアリング)
レース
ジャンルはレースゲームとしましたが、パッケージには「ゼロヨンレース/アドベンチャー/育成シミュレーション」と書いてます。PCエンジン、スーファミからの続編で、今作はサターンとプレステで同時発売です(内容が同じかどうかは知りません)。前作はPCエンジン版「ゼロヨンチャンプ2」しかプレイしたことがないのですが、基本はほとんど同じで、メインは「ゼロヨンレース」で、車やパーツを買ったりより強いライバルを求め移動するところが「アドベンチャーゲーム」になっています。「ゼロヨンレース」は1/4マイル(約400m)の速さを競うレースで、それはまっすぐな道なので、ハンドル操作はありません。このゲームでは、アクセル、ブレーキ、そしてクラッチを各ボタンで操作し、方向ボタンでシフトレバーを操作するところが特徴です。たとえば2速から3速へシフトアップするには、クラッチのボタンを押したまま、方向ボタンを上→右→上、そしてクラッチのボタンをはなす。これを素早く、しかも自分の車のパワーバンドにあわせておこなわなくてはいけない。このあたりがこのゲームのおもしろいところ。また「アドベンチャーゲーム」の部分では、「ゼロヨンレース」のための車を購入し、パワーアップするためパーツを購入する。当然購入するにはお金が必要だから、アルバイト等をしなくてはいけない。アルバイトでは、いろいろな「ミニゲーム」になっていて、パズルゲームやRPGなんかもあり、なかなかよくできています。そして今作で新しくくわわった要素、「育成シミュレーション」ですが、メカニックをやってくれるパートナーが、なぜかみんな女の子で、そのパートナーとの仲を深めていくという、いわゆる「恋愛シミュレーション」。みんな個性的な女の子ばかりなので、何を考えているのか分からず、うまくいってるのかどうか分かりません。このあたりは、私はあまりおもしろいとは思いません。私はまだ最後までやっていないので本当のところは良く分からないのですが、今の感想は、PCエンジン版からグラフィックもゲームのシステムもほとんど進歩がなく、新しい要素「恋愛シミュレーション」が良く分からないし、車種が大幅に減っているのは、かなりマイナスです。しかし、前作同様基本はおもしろいので、買って損はないと思います。
電脳戦機バーチャロン
(セガ)
対戦格闘
ゲームセンターで大人気のロボットによる対戦格闘ゲーム。2本レバーに2つづつのボタンという独特の操作方法なので、まさか家庭で楽しむなんて、と思っていたらけっこう早くに移植されました。もちろん専用ジョイスティックも同時発売。ストーリーは、あまりこのゲームではどうでもいいので、省略します。まず、他の対戦格闘ゲームと大きく違う点は、視点が自分の操るバーチャロイド(自キャラ)のコックピットからの3D視点であるということ。それと遠隔攻撃が主体で、全キャラに飛び道具を装備しているところです。しかしこのバーチャロンの醍醐味は、遠隔攻撃よりも接近攻撃にあります。遠隔攻撃は、あくまで敵のスキを作る為に主に使われます。接近して剣等で敵を切ると、かなりダメージを与えられます。そして、とても気持ちいいです。さらに、それで勝利すると、その後見ることができるリプレイで、かっこよくキマります。バーチャロンは、8体のキャラが用意されています。どれも、個性的で多彩な攻撃方法があり、それぞれ違った戦略があるので、飽きさせません。専用ジョイスティックがないと操作性がつらいので、必ずセットで買いましょう。
野々村病院の人々
(エルフ)
アドベンチャー
プレイヤーは、天才探偵海原琢磨呂(かいばらたくまろ)を操り、野々村病院院長、野々村作治の死について、自殺か他殺か?、他殺だとしたら犯人は?といった謎を解いていくオーソドックスというか古典的なアドベンチャーゲームです。アドベンチャーゲームなので、ストーリーはお伝えできません。ゲームのシステムは、コマンドを選択し、絵と文章を見ていく(主人公以外はすべてしゃべります)という古典的なアドベンチャーゲームで目新しいものではありません。このゲームのポイントは、海原琢磨呂本人にあります。とにかくコイツは、とてもへんなヤツです。自称天才探偵というだけあって、かなり自信過剰で自己中心的な性格です。そしてとてもスケベです。強烈なセリフを平気でいいます(いわせます)。コイツのセリフはかなり笑えます。漆原譲二(うるしばらじょうじ 序盤から出てくる人)もいい味出してます。X指定なので18才以上限定なのですが、年令に達している方、是非プレイしてみてください。ゲームとしては、古典的でダルいのですが、笑いあり、涙あり、ハラハラドキドキあり、そしてちょっとエッチです。それと海原琢磨呂は一見の価値有り!?
ファイティングバイパーズ
(セガ)
対戦格闘
ゲームセンターで大人気だった対戦格闘ゲームです。同セガの作品「バーチャファイター」と比べ、テンポが良く、個性的なキャラクターたちにひかれ、購入しました。移植のデキは、たいへんよろしい。ファイティングバイパーズの大きな特徴は、壁を使っての「壁技」。壁にぶつけたり、壁際でのみできる技、三角飛び等ができる。、、、ご、ごめんなさい。このゲーム、今はぜんぜんプレイしていないし、資料不足のため、これ以上書くことがありません。でも、大変良いゲームだったと思います。買って損はないと思います。
レイヤーセクション
(タイトー)
シューティング
アーケードゲームからの移植物。アーケードゲームでは、「レイフォース」という名前でした。私はこのゲーム、ゲームセンターではまりました。当時、ゲームセンターはストリートファイター2ダッシュ(ターボ)の全盛期で、対戦格闘ゲームの全盛期の中、私にとってとても輝いて見えました。当時のテーブルきょう体のシューティングゲームの中では、グラフィックがとてもキレイでおどろきました。ゲームのシステムは、ふつうの縦スクロールのシューティングゲームですが、自機の攻撃方法にある「ロックオンレーザー」が当時画期的で斬新でした。もちろん敵キャラも追尾するレーザーを撃つものもあります。現在では、他のゲームでもふにゃふにゃ曲がる追尾レーザーが使われていますが、このゲームが元祖だと思います。ゲームの雰囲気としては、ちょっと暗めでかっこいい。それとBGMもなかなかオシャレな感じで良い。私はCDを買っちゃいました!。難易度もバランスがとれている。、、、そしてついにサターンに移植!!このサターン版は、まさに完全移植!完璧です。つまり前述した通りのゲームということです。まあ、最近のゲームと比べると、目新しさが薄れましたが、買って損はないと思います。ちなみに現在、続編で「レイストーム」(アーケード、PS)、「レイヤーセクション2」(SS:「レイストーム」と内容は同じだと思う)が出ています。

このページの先頭へ戻る