おおくま町物語伝承の会は紙芝居の作成、上映を通して、大熊町の文化を継承していく団体です。

ご挨拶

おおくま町物語伝承の会を、広島県の一般社団法人「まち物語制作委員会」の協力を得て平成29年10月1日に設立しました。 大熊町の昔話や、東日本大震災及び原発事故による避難者の自伝を紙芝居などにして表現することで、避難者と避難先の方々との交流を深めると共に、東日本大震災と原発事故後の物語を県内外の方々に伝え、福島県の風評被害の払拭と原発事故の風化防止を図ることを目的としています。 紙芝居と舞踊を織り交ぜて上演することで、古くて新しいアートパフォーマンスを制作して、県内外に避難されている方々の心の復興の一助になれるように会員一同で精進して参りたいと思います。 皆様には、今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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おおくま町物語伝承の会

代表 橘 秀人

沿革

おおくま町物語伝承の会は、主に東日本大震災と原発事故で大熊町から会津若松市に避難している大熊町の有志の方々で構成されています。 東日本大震災と原発事故で避難する前から大熊町の養護老人ホームなどで舞踊を披露するなどの慰問活動をしていました。 避難で中断していましたが平成24年6月から活動を再開し、平成25年に会津若松市で開催した舞踊発表会で、NHKの放送番組「鶴瓶の家族に乾杯」の取材を受け、全国に放映されました。 多くの町民は全町避難から7年を経て、帰還を諦めた家族、年齢や家族構成などの諸事情でまだ迷っている家族など様々です。 県内外各地で先の見えない避難生活で疲弊している大熊町の方々が、多く居住している公営復興住宅や仮設住宅などで紙芝居と舞踊を上演して楽しんでもらう事で、一時的にでも心の復興(心の安らぎ)の一助となりたい。 又、震災・原発事故後の福島の現状を知って頂き、風評被害の払拭と原発事故の風化防止に役立ちたいと思い設立しました。
平成24年6月会津若松市にて活動再開
平成25年東日本大震災被災者慰問活動
平成29年10月1日おおくま町物語伝承の会発足