デジイチ sony αシリーズ

 アクセサリー紹介

4.ストロボ

 外付けストロボを買いました。モデルはミノルタ プログラムフラッシュ3600HS(D)です。
 内蔵ストロボはオマケみたいなモノです。光量が足りないため、被写体から少し離れるともうアウト。また被写体に近すぎても露出オーバーになってしまいます。使いづらいですね。そこで、外付けストロボが必要になります。

 ミノルタ製のストロボを選んだ理由はただ一つ。α100用のsony純正ストロボHVL-F36AMとほぼ同じモノ(言い換えるとミノルタの文字をsonyに変えただけ)なのに製造中止商品だからかなり安いからです。幸いここ数ヶ月ヤフオクで新古品が出回っています。今回は半額で売っていたので迷わず購入しました。(定価29800円、購入価格14000円(送料込み))上位機種もありましたが、相場が+2万円なので、本機にしました。

 
 届いたストロボは約束通り袋に入った新品でした。早速電池を入れて設定です。電源は単三電池4本です。アルカリ電池、リチウム電池、ニッケル水素充電池が使えます。手持ちのニッケル水素を入れてみました。
 仰角は正面、45°、60°、75°、90°の5段階に変えられます。機能としてはワイヤレス(2チャンネル)、ズームを装備しています。
 リアパネルの4つのボタンで制御します。スイッチと表示は分かり易くてイイ感じです。

テスト
 早速ストロボのテストをしてみました。1.5m離れたフィギュアを撮影して、それぞれのストロボの発光方法と写り方の違いを見てみました。

 
 左は無発光。2時の方向から蛍光灯で照らしてあります。F6.3 焦点距離160mm(以下共通)、シャッタースピード8/10
 右は内蔵ストロボを焚きました。F6.3 シャッター1/125

 
 左は3600HSを取り付け、正面から焚きました。F6.3 シャッター1/125
 右は45°バウンズ。F6.3 シャッター1/125

 
 左は60°バウンズ。F6.3 シャッター1/125
 右は75°バウンズ。F6.3 シャッター1/125

 
 左は90°バウンズ。F6.3 シャッター1/125
 右はワイヤレスで9時の方向から焚きました。内蔵も光ってます。F6.3 シャッター1/125

使ってみて
 まず驚いたのが圧倒的な光量の差ですね。内蔵ストロボの小さいユニットと比べるのはかわいそうになるほどです。これは暗い場所での撮影に威力を発揮しそうです。また、日中の撮影でも顔に影が出来る時、ワンマンだとレフ板が使えませんが、ストロボを焚くとレフ板のかわりになって明るく写ります。
 便利だと感じたのはバウンズ照射です。小さなモノに近づいて、正面からストロボを焚くと光量オーバーになる事が良くあります。しかしバウンズを使えば、天井で一旦反射した優しい光が被写体にまんべんなく当たるので、見やすい写真になります。
 そして本機の最大の特徴ワイヤレス機能は、カメラから離れたところにストロボを設置できます。例えばフラッシュを横から当てると被写体の立体感を強調できたりします。順光で平べったく見えるカーペットが実は起伏に富んでいた事がよくわかりますね。これは表現力を増すための強力な武器になりそうですよ〜。お父さんの小遣いでも何とかなる、わずか14000円でカメラが強化されるなんて、コストパフォーマンスの高い商品ですね。お勧めです!

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