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蒲原鉄道が走るのもあと2日となった朝、村松駅に立ちました。
ふと、2年前の光景を思い出しました。京津線になんとなく似てる。路線が短く撮るところもちょっと少ない、学生を中心にそこそこ人が乗る、など。
駅も車両も古いのですが、ちっちゃな電車がちまちま走るところなどそのまま。
路線が短すぎ、新潟交通電車線追っかけのおまけによく来ていました。その後夏の旅の途中に寄ってみたりして。半分は雨であんまりいい環境で写真を撮ったことがないのです。加茂まで線路が延びていたのはもう10年以上も前。その時代にやってこれたなら、新潟交通そっちのけで虜になっていた魅力はあったのですが、さすがに時代の流れの方が早かったです。途中駅たった1駅の路線が残っていてくれただけでもありがたいと思っておきましょう。
平成11年10月、私個人の中では、南部縦貫鉄道から始まったいろんな長期追っかけの総まとめの時になりました。それに合わせたわけではありませんが、新潟最後の民間資本の私鉄、蒲原鉄道が平成11年10月3日付で廃止になりました。
ここを走る電車は長いこと変化が無く、上記の廃止の時に半分の電車が廃車になったあと残りの電車が今までずっと走っています。見るだに昭和2〜30年代までたくさんあった田舎電車の保存のような趣です。中には70年前の武蔵野電車(今の西武)の電車なども。
田舎風景、地元の生活の中での釣りかけ電車残党の力走な写真をいくつか。
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