Kawasaki ZRX1200R FフォークOH 2
その1へ戻る
BIKE TOP
INDEX
TOP
フォークキャップを22mmのソケットレンチ(メガネでもOK)で外した後、14mmのスパナと17mmのスパナを使ってアジャスター部分の取り外し(接続切り離し)。
BACK
WP PROLINE スプリング・WP#7.5OIL・Kawasaki純正部品
ピストンロッドとアウターチューブの分離には下部の穴付きボルトを外します。廻り止め(SST)が無ければ、このようにインパクトレンチ(10mm六角レンチ)を使用して外すことになります(ネジロック付いてるし、ピストンロッドを押さえることが出来ないので・・・)。
フォークオイルを抜きます。ピストンロッドを作動させてある程度抜ければOK(どうせ全部分解するので)。
これは左側・・以外に綺麗だった。この後実施した右側は汚かった・・オイル汚れかなり有。
単品になった部品をすべて洗浄。インナーチューブは傷の有無チェックが重要。特に傷が無ければプラスチッククリーナーで磨く程度でいいかと。あれば#1000位の耐水ペーパーで。
ダンパーユニットは分解不可(禁止?)ということで、インナーチューブをスライディングハンマーのようにショックを与えながら抜き取れば分解は終了。
組立に入ります。オイルシールはロッドに入れておくと楽。
上が純正スプリング&カラー、下がWPスプリング&カラー。その下は指定交換部品(SMで交換指定されている)。
WPスプリングはバリアブルレートで自由長も純正より長い(その分アルミ製のカラーが短くなってる)。
ちょっとピンボケですが、このためだけに作った治具を使用してオイルシールをアウターケースに打ち込みます。パイプの上部はハンマーで中心を叩けるように蓋(鉄材溶接)をしてあるので斜めになることもなくスムーズに進行。
分解の逆順序で組立。アウターケースをバイスに固定して立てた状態でボルトを締め込みます(何かの整備書で縦にして組むべきと読んだ記憶が・・・)。銅のガスケットは交換、ネジロック塗布してインパクトレンチで締め込み。
フォークOHその3へ
NEXT
FフォークOHその3へ
FフォークOHその1へ
ワッシャー・カラー・ワッシャーを取り出せばフォークスプリングは出てきます。
ちなみにOHではなく、オイル交換(含むスプリング交換)だけであれば分解はここまで。
ZRX TOP