Kawasaki ZRX1200R FフォークOH 3
その2へ戻る
BIKE TOP
INDEX
TOP
#7.5WPフォークオイル。500mlスケールのメスシリンダーは仕事でも使うもの。完全分解時の指定量は470ml。
オイル注入前にインナーロッドがスムーズに動くか確認。
BACK
WP PROLINE スプリング・WP#7.5OIL・Kawasaki純正部品
アジャスターはこの状態で25mm(イニシャルアジャスタ下端〜ダンピングアジャスタ)が指定寸法。この相手となるロッドのネジ飛び出し部は11mm以上(多い分にはその位置まで締め込まれるので問題なし)。
ピストンロッドに針金を取り付けておくとロッドの出し入れがSST(ロッド延長)無しで出来る。奥まで押し込むときは手で押し込んでいって、引き上げるときは針金を引っ張る・・・という原始的な方法(でもこれで必要充分)。エアーが抜けたら油面確認(必要に応じて微調整)。
組み付けてフォーク単体の組立が終了。本締めは車体組み付け後。
スプリング(上下方向あり)・ワッシャー・カラー・ワッシャーと組み込んでフォークキャップの取付。11mm出した部分が空廻り等で動かないように注意。
組み上がったフォークAssy.。フォーク上部は交換した部品。ちなみにスプリングの自由長は指定範囲内だった。
作業風景・・・こんな感じ。
埃等の進入を防ぐためにシャッター密閉しての作業だったが、この日は暑くてちょっと苦痛。
こんなふうにのぞき込むと(それもローターの位置が良ければという条件で)わずかに見える。
この感じ結構好きだ・・・。
商品に付属されてたWPのステッカーを目立たないよう画像の位置に1枚貼ってみた。内側それもアクスル近くで片側のみ。基本的には後付ステッカーは貼らない主義。
サイレンサー
NEXT
FフォークOHその2へ戻る
右側フォークのオイル漏れ(滲み)があったということと関係あると思うがオイルがとても汚かった(左側は画像にもあるようにとても綺麗な状態)。ただ、綺麗な方に問題があったのか汚れていた方に問題があったのかはわからない。左右でサスペンションの仕事に違いがあったことだけは確かな事実。
スプリングは左右ともほぼ同寸でSM記載の標準長-2mmだったので、特にへたりは無かったと思う。
そんな状態をふまえて試乗。
結論・・・・違うバイクに乗った感じ、というのが率直な感想。
スプリングが固くなったから・・?、オイルの番手が変わった(#10→#7.5)からなのか、ただ単に分解整備したからなのか・・・。どの項目が一番変化があったのか判らないが、とにかく乗りやすくなった。とてもスムーズにフォークが動いてる(プラシーボ?)。コーナー手前でのブレーキングの際の挙動があきらかに違うのがわかる(前後ともとりあえず各調整は変更していない)。
フォークオイルが新しいうちにいろいろと設定を変えてみようと思う。
ピストンロッドを出しておいて注入(一人で作業しているので、撮影はこんな状態のものしか無理・・笑)。
油面は指定通り129mmに。メスシリンダー付着分があるので若干継ぎ足しの方向で合うはず(そのままでもプラスマイナス2mm範囲に収まる)。
ZRX TOP