Kawasaki ZRX1200R Rブレーキ整備
キャブ同調
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今回分解したリヤキャリパー。画像は洗浄済み状態。ピストンは#1000耐水ペーパーで研磨済み。ホース、マスターシリンダーもすべて取り外して分解洗浄。
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2006.7.3
組み付けた状態。
マスターシリンダーの内部スプリングだけではちょっと弱かったのでこのように外部にスプリング追加。テーパースプリングそのままではストローク的にリターンが効かなかった。
マスターのリターンを少し強くなるように改造。
手のひら下が今まで付けていたもの(もちろん自作)。左が今回テーパースプリングカット品と組み合わせて使うために作成したアダプター。
これも車検時期に合わせた定期点検の一環。
通常は丸洗いを定期的に実施しているだけだが、2年に1回はキャリパーを割って洗浄したいな・・と。
今回は引きずり音(低速時。駆動部を介してクラッチレバーにその異音というか微振動が感じられた)が気になったので実施。キャリパーを割るので新品のガスケット(純正部品)が必要。
マスター側完成。
このホースは車検毎に交換した方がいいかも(自己基準)。
タンクレスホースを直接フレームに固定するのでは芸が無いので、ホースがつぶれないようにこれもアダプター自作。
バイブレーションゴムを介して固定。フレーム側はフェルト材巻き付け。
キャリパー組立。洗浄は完全分解したのでトリクレン(業務で使用している揮発性の液体。正式名はトリクロルエチレン)で洗浄した。
油分やブレーキダストも一撃・・・でも発ガン性物質。
ホース固定。トルクロッド部のグリスアップも重要。
最後にエアー抜きをして完了。マスターのスプリングを少し強くしたこともあり、タッチは改善された(手で操作すればその違いは歴然だが、足では微妙)。引きずりは解消された。
Kawasaki純正部品・アグラスタンクレスホース・その他自作部品
今回の交換部品。キャリパーを割るのでこのガスケットが必需(純正部品なのである程度ストックが吉)。タンクレスホースもかなり硬化していたので交換することに(AGRUSブランド。現状品は3年使用)。
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