MONGOOSE SIDトラベル変更
FフォークOH2
チェンホイール分解
2002.5.26
ROCK SHOX 2002 SIDのトラベル変更です。以下、オーバーホールのページのコメントと重複しますが・・・・。
TITANIUMは初期設定が63mmとなっていると思いましたが、ストロークさせてみると63mm以上あるじゃあないですか・・。しかし63mmトラベル時のアダプター?が添付されています。ということは、80mmトラベルのはずなのにそれだけのストロークが出ていないということ??。

このままでも(80mmトラベルでも)いいかな、と思いましたがなにせ設計の古いAMP2ですから、80mmではフレームの設計値を越えてしまいます。ここはおとなしく63mmへの変更とします。
何よりも現状では動きがスムーズではない・・・。

'96のMONGOOSEカタログに本国仕様のAMP2が完成車として載っていて、フレームの寸法等すべて記載されています。当時のショックを見ると、ストローク量は60mmとなっていました。
迷うことなく63mmへの変更を決意。
なんたって、このMONGOOSE、街乗り+息子と出歩き用ですから・・・・。

トラベル変更の方法を調べると、ロックショックスのサイトを見ろ、と記載されています。
で、見ましたが数多いマニュアル類のなかで、2000年モデルのSIDマニュアルにスペーサーを入れる位置の画像が小さくありました。
よくわかりませんが、分解してしまおうっと。
新品なのに80mmもストロークしないので、どうせならOHもついでにチューニングしてやろうかと・・。
ブッシュを抜かないのであれば、専用工具は不要。24mmのメガネかソケットレンチ、10mmのスパナ、あとは六角レンチのみです。
フォークオイルも用意しましょう。
OHとだぶりますが、ケースを外します。オイルが出ますが、気にしなくて結構です。
(この状態で樹脂ハンマーでたたけば、抜けます)
ポジティブエアーバルブ側の24mmナットを外して、ロッドを引き抜きます。
このデュアルエアー室にスペーサーを入れます。
グリス(こいつはワコーズ)も塗ります(気休め)。
こうなります。あとは組み立てです。
フォークオイル注入等は、OH編とダブルので省略します。
80mmと63mmストロークです。
トラベル変更だけでは、正規のストローク分作動しませんでした。
80mm時の実ストローク70mm、63mm時は49mm。
最初は、スペーサーの位置を間違えたのかと思いましたが、OH後に実測で62mmでしたので、間違いは無いはずです(80mm時も81mm動いた)。
工業製品ですから、かならずチューニングは必要ですね。
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