行ってきました (4)
2003年11月中旬 午後   晴 、弱風、平水
高麗川 坂戸市 城山橋付近

 昨日は東京地方に木枯らし1号が吹き荒れた日でしたが、今日は小春日和でのどかな釣り日和となりました。

 午後2時前に城山橋に到着。橋と上流側にある堰との間のトロ場は、ライズもなく静まりかえってました。数回キャストしましたが全く反応無し。そこで、橋の下流に移動しました。下流側は浅瀬(下の写真)で、細かい波がたっています。その波の中にフライを落とすと、オイカワが頭を出すようにしてフライをくわえました。ドライフライは、ヒットするときに魚が見えるところが楽しいですね。

A橋下流側の浅瀬

12cm弱。背ビレと尻ビレが長いのでオスです。
この時期は産卵期のような婚姻色はありません。
 魚のサイズが12cm近くになると、強い引きを楽しむことができます。その反面、暴れて泳ぎ回るので「場荒れ」して困ります。
 この場所は、オイカワの6cm〜12cmサイズがポツポツ出ました。数はサイズに偏りはなく、大小平均して出ました。

 更に下流に進むと流れが一端速くなり、大木が川に覆い被さっているところから緩やかな流れになっています。流れの速い所では反応はなく、大木の下流で単発のライズがありました。緩やかな流れのところに集まっているようです。そのライズの上流にフライを落とすと、ライズが出ていたところでヒット。更に下流のライズがあったところでヒットすると、その後ライズは止まってしまい、反応が無くなってしまいました。

 日も傾いてきたのでこの辺で納竿しようと思い、車の方に戻っていきました。帰る前に川の様子を見ておこうと堰の上流側を確認しましたが、ライズは無く静かな流れでした。下流側に目をやると、堰下の河原で遊んでいた親子も帰って行きました。するとどうでしょう、今まで鏡面のようだった水面に雨が降ったようなスーパーライズが!(下の写真)。
 これは見ている場合ではないと、直ぐに近くに行って釣り再開。ワンキャスト、ワンフィッシュとまではいきませんが、楽しませてもらいました。サイズはほとんどが6cm前後で、たまに10cmクラスが出る程度。橋の下流より小型でした。このスーパーライズは、一瞬止まったかと思うとまた始まり、しばらくするとまた一瞬止まるのを繰り返しました。
 ライズは続いていましたが、サイズがイマイチなので納竿することにしました。今日は帰り際でしたがスーパーライズにも会え、外道が出ないオイカワのみの楽しい釣りができました。
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