行ってきました (8)
2004年1月中旬 午後   晴 、弱風
高麗川 坂戸市 多和目橋 ~ 東武越生線鉄橋付近 ~ 城山橋

冬も本番を迎えて寒さも厳しくなってきました。今回は高麗川のオイカワがどこで冬を越しているのか探しに出かけました。

午後1:30ごろ多和目橋に到着。橋の直ぐ上流側ではコイ釣り(?)の竿が1本立て掛けてあり、その脇に止めた車の中で待機している人がいました。寒いと釣り方もこうなっちゃうんでしょうか?
上流の方へ行くと緩い流れでテトラの前が少し深くなっているポイントがありました。ライズが無いので双眼鏡で川底を覗きましたが、確認できる範囲では魚の気配は全く無し。ミッジも所々に飛んでいる程度で静まりかえっていました。
タックルを出すこともなく次のポイントへ移動。
下流へ向かい東武越生線鉄橋に着くと、橋の下でウキを付けてエサ釣りをしている人がいましたので状況を聞きましたが「全く釣れない」とのこと。水深が2m近くありそうなのに川底がはっきり見え、思ったより水が澄んでいました。ここも魚の姿は見えず「釣れない」と言うのは納得できます。
写真は鉄橋上流。何年ぶりだろうか?、久々に来ました。
ここの思い出は、それまで見たことのない魚が釣れ、帰りに本屋で魚図鑑を買ってしまったことです。その魚はカワムツでした。
私の家の前には川があり小さい頃からエサ釣りをしていましたが、カワムツはいませんでした。近所ではウグイを「ザコ」、オイカワを「サッパ」と呼び、これらが雑魚釣りの対象魚だったのです。
鉄橋付近でも魚が見えませんでした。
水温が低くてエサの川虫が出てこないのか?。時間帯が悪いのかも知れません。
そこで11月にスーパーライズが出た城山橋に行くことにしました。
城山橋に着いたのは午後3時を過ぎていました。
風は無く水面は鏡のように綺麗でした。ここもライズ無し。
橋の下流でミッジフライを流しましたが反応無し。
堰の上流に行くと遠くに波紋が出ています。やった!、ここだったのか。ゆっくり近づくと、ん?何か変。波紋の中心に小さいドームができる。更に近づくと、それは川底から出る気泡でした。もうガッカリ。
堰下に戻ってライズが出るのを待つことにしました。
寒いので車の中で待機。(あれ?、これってさっき多和目橋で見かけたコイ釣り(?)の人と同じではないか)
待っているといろいろなことが見られます。モトクロス用バイクが浅瀬を渡ったり、散歩に来た犬がライズが出るのを待っているポイントを泳いで渡ったり、水鳥が飛来して潜ったり・・・。釣りを楽しみにきた者にとっては辛いことばかり。

ライズが出るのをまっていると、時間を告げる地域放送のメロディが聞こえてきました。もう4時30分です。諦めて帰ることにしました。

今日はいつもより下流方面を探しましたが、風が弱いのにミッジのハッチが見られず、ライズどころか魚影も確認することができませんでした。(探し方が悪かったかもしれません)
気温と水温は計りませんでしたが、気象庁の情報では気温7℃前後でした。ちょっと寒かったのかな?
これに懲りずにライズを探し歩きたいと思います。でも、次回は暖かい日にしたいな~。
<河川工事情報>
城山橋の下流は河川工事中でした。
今日の工事は休みのようですが、工事が始まると下流の多和目橋・鉄橋は濁りが入り、ドライフライでの釣りは無理なのかな?
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