行ってきました (9)
2004年2月中旬 午後   晴 、弱風 、暖かい日
越辺川 毛呂山町 宮下橋付近

暦では立春を過ぎましたが朝は氷点下まで冷え込む日が多く、まだまだ春は遠い気配です。そんななか日中の気温が上がる日がありましたので出かけてみました。

高麗川の日高市久保下橋へ午後1過ぎに到着。河原には2台の車がありましたが、釣り客ではなく犬の散歩のようでした。川の中を覗きましたが魚の気配は全く無し。(気温11℃、水温9℃)
下流に移動して坂戸市城山橋に着くと、河川工事のダンプが河原を行き来していて釣りができるような状況ではなく、更に下流へ移動することに。
坂戸市多和目天神橋に着くといきなり川鵜が逃げていきました。これではライズを探すのは無理です。川鵜のエサ場だとしたらオイカワがいるはずですが、休憩していただけかも知れないのでこの場所は出直しです。

そんなわけで高麗川は諦め、越辺川に変更することにしました。高麗川の多和目天神橋から一番近い毛呂山町宮下橋へ移動。河原に車を停めて川を覗くと、出てます出てます、小さいライズがポツリポツリと。
はやる気持ちを抑えながらタックルの準備をして川に戻ると、対岸の川縁を小さく細長い動物が下流に向かって走っていました。デジカメを出しましたが橋脚の影に入ってしまい、通り過ぎて出てくるのを待っているとなかなか出てきません。暫くすると上流に戻っていきます。口には白い物をくわえていました。それはイタチが魚(たぶんオイカワ)を捕まえて戻って行くところだったのです。3倍ズームのデジカメでは遠すぎてその姿を写すことはできませんでした。レンズが交換できないデジカメではフィールドスコープが欲しくなりますね。
イタチを見送ってからライズの出ている付近にフライを落とすと約10cmのオイカワがヒット。ロッドに伝わるオイカワの引きを久々に楽しみました。

撮影用ケースを忘れたので手の上で撮影。鱗がところどころ取れてます。この場所のオイカワは殆どがこんな傷があります。
ライズはトロ場の下流寄りの浅い所で断続的に出ていました。

ときどき吹く風にラインを気にしていると、上流の上空に黒い鳥が飛んでくるのが目に入りました。川鵜です。ここへ降りてきそうな雰囲気でしたが私に気が付いたのか通り過ぎ、200mほど下流でUターンして戻ってきましたが、ここは諦めたらしくそのまま上流に飛び去りました。川鵜はどこにも出現しますね。
その後もぽつぽつと釣れました。ヒットするタイミングはフライが着水して1秒以内でした。水面を流れていくフライには全く反応しません(#24CDCのフライがミスマッチなのかも)。更に、ライズの出ていない時も反応無しでした。そのためライズが出るまで待ち、着水して反応が無い場合はフライをライズポイントから外れるところまでゆっくり引いてからピックアップし、またキャストすることの繰り返しでした。

気分が良かったのは、ライズが集中する場所から2〜3m下流にライズが1回出たので、そのすぐ上流にフライを落とすとヒットしたことです。狙って釣ったという満足感がありました。

本日の最大(かな?)

本日の最小&ラストの1尾
ライズはまだ続いてましたが、4時をまわったころから風が強くなってきたので納竿しました。

あちこちライズを探し歩いてますが、今年になって確認できたのはこのポイントだけです。他の場所にもいるはずなんですけどね。車が停められる場所の前しか見ないので、今後は少し歩いて、まだ見てない場所に行ってみたいと思います。
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