行ってきました (14)
2004年8月下旬 夕方   晴 、弱風 、日中は30℃を越えた日
入間川 飯能市 阿岩橋下流

今年の夏は記録的な暑さだったが9月が近付いて赤トンボも飛び出し、ところどころに秋の気配が漂い始めた。そんな晴れた日の夕方、ポイント探しに入間川に行ってみました。
ここは大きなプールで、土手の上に立つと全面でライズが出ていた。スゲー!、これは釣りきれないぞ。って、そんなに釣れる腕は持ってないし(^^;

さて、どこから始めようかな。取り敢えず下流側から釣り上がろう思い、プールの中央付近から下流に歩き始めたが横でライズするのを見ていると我慢できなくなり、少し移動しただけで土手を下り始めてしまった。誘惑に弱い性格がここでも出てしまったな(汗)。
水深は膝くらいでニーブーツを履いてきたがこれでは手に負えない。しかたがないので土手から攻めることにした。

タックルはいつものオイカワ専用。土手には草が生い茂っているのでバックキャストを高く保つ必要があった。先ずは1投目、フライが着水と同時にライズが出る。しかしヒットしない。扇状にポイントをずらしていくと体長より高くジャンプしてフライをくわえてきた。ヒット!。
いやここまで派手なアクションでサービスしてもらっては言うこと無しです。川岸ギリギリまで下りてランディングすると本命のオイカワでした。

川の中を覗くと5cmに満たないオイカワの稚魚が群をなして泳いでいました。すごい数の予備軍です。これからが楽しみだ!
続けてキャストすると、1キャスト・1ライズですがヒットしません。体長6cmもあればヒットしてもよいはずなんですが、これは予備軍の攻撃かもしれませんね。
苦戦しながらも少しずつポイントをずらしながらキャストすると、またまたハイジャンプしてヒット。今度はウグイでした。

ギリシャではオリンピックの最中ですが、日本は既に過去最高の金メダルラッシュです。オイカワとウグイの色を比べると、オイカワは銀で外道のウグイが金に見えます。オイカワが負けてるじゃん。あ〜、つまらない比較をしてしまった(汗)。
下流にフライマンが1人現れました。川に立ち込んでロングキャストで狙っています。周りはライズだらけ。気分良さそうだ。
でも、この人も私と同じようになかなかヒットしません。下流もサイズがイマイチなのかな?、それともフライサイズを小さくしていないのかな?。

声を掛けたいけれど、このスーパーライズを楽しんでいる最中では気が引ける。釣りに集中することにした。
ライズは止まらない。
その後も空振りを続けながら、時々オイカワとウグイをヒットすることができた。

夕日に照らされた雲が川面に映って綺麗だった。(実際はもっと明るいんですが)
少しずつ下流に移動しながらキャストを続けると、目の前に50cmを越えるコイが現れた。大きなコイも釣りたいが、このタックルでは手に負えるものではない。コイもこちらに気がついたのか、ゆっくりと遠ざかっていった。

川の中央付近では、水面で大きな口を何度もパクパクさせているコイもいた。エサを食べているのか判断できなかったが、そこにフライを落とせば釣れそうな気がした。ここならフライdeコイができるかも?

時刻を知らせる防災放送が流れてきた。相変わらずライズは続いているがこの辺で納竿することにした。土手からでは狭い範囲しか狙うことができなかった。次回はウエーダーを履いて川の中央で思いっきりキャストしてみたいなー。
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